大きくする 標準 小さくする
前ページ 次ページ

2009年03月17日(火)更新

気分新たに島根県 邑南町2日目

12560

ボロボロの状態でやっと「民宿 日野」に到着。
予定より1時間30分遅れだ。
こんなにボロボロなのにあたりまえのように写真だけは撮ってしまう
ブロガーの悲しい性(^^;

今日の宿泊は、私1人とのこと。

とりあえず風呂に入って
冷え切った体を温めることにした。

ごはんを食べて部屋に戻るも
パソコンの環境が整っていないので手持無沙汰だ。
早いけど寝るしかない。

いつも思うのだが、
旅館や民宿はなぜ寒さ対策ができていないんだろう。

有料でもいいから電気毛布か湯たんぽを用意してほしい。
どこへ行ってもペラペラの布団に浴衣なので常にスウェット上下を
持ち歩くはめに。これがかさ張るので結構な荷物になる。

翌朝、民宿のおばちゃんに言われた。

>昨日、電話もらった時点で迎えに行けばよかったね。


お気持ちだけでうれしゅうございます。


そうこうしているうちに、
農協のイケメン君が迎えに来てくれたので民宿を後にした。

5分ほどで会場に着いた。

752010

2009年03月16日(月)更新

歩いて、歩いて、歩いて・・・

1452

高速バスに揺られながら
雪景色の山間を抜けると、目的地の道の駅に到着した。

時間も早かったので、店内を物色し、飴を買った。
レジの女の子に今夜宿泊する「民宿 日野」はどこですか?
と尋ねた。

そこに見えてる信号を曲がってまっすぐ行けばあります。
と答えてくれたが、表情に戸惑いを感じた。
(あ、この子、ほんまは知らんのに適当に答えたな)と内心思った。

信号を曲がってまっすぐ行くが「民宿 日野」が見当たらない。

やっぱり・・・

手帳に電話番号を控えていたので「民宿 日野」に電話する。
すると、道の駅をまっすぐ7キロ行くと病院があるので、その信号を右に曲がって
7キロ先にあるとのこと。

タクシーもなければ車もない。
とりあえず歩くしか手立てはないようだ。

21500

写真を撮りながらボチボチ歩いた。

この日の朝は異常に寒かったので、スーツの下にタイツやらベストやら、
おまけにコートにマフラー、手袋にマスクと完全な真冬仕様だ。

これがアダとなった。
しかも、パソコンやらパジャマやらギッシリ詰まったカバンが重い。

30分ぐらい歩いただろうか、
体内からじわりと汗がにじんできた。

着こみすぎたせいで、額からも汗がでてきた。
風が冷たいので耳だけがちぎれそうに痛い。
そうこうしているうちに雪が降ってきた。

うわぁ~、最悪や

あまりにも遠いのでもう一度「民宿 日野」に電話してみた。
やはり1回目と同じく病院を曲がって7キロ先だと言う。
(おいおい、迎えに来いよ)と内心思う。

病院を曲がったところに電器屋があったので
「民宿 日野」はどこにありますか?と聞いてみた。

電器屋のおじさんは、
私が来た方向を指さして7キロ先だと言った。

え、どういうこと?

「民宿 日野」に電話してみた。
すると、そこは「民宿 日野」ではなかった。

え、どういうこと?

電話をすると、「はい、民宿*×△∴×」と語尾が聞き取りにくい。
言葉が滑ると言うのか、私が「民宿 日野」じゃないんですか?
と聞くと、このときはハッキリと違いますと答えた。

「*×△∴×」を勝手に「民宿 日野」だと思い込んでいたようだ。
(最初からハッキリしゃべれよ)と内心思う。

事の顛末はこうだ。
最初に「民宿*×△∴×」を予約したのだが、
主催者側から「民宿 日野」が会場から近いのでそちらを予約してほしいと
言われた。そのとおりに「民宿 日野」を予約して「民宿*×△∴×」をキャンセルした。
このとき、手帳に書いた「民宿*×△∴×」を「民宿 日野」に
書き換えたのだが、電話番号を書きかえるのを忘れてしまった。

会社に電話して「民宿 日野」の電話番号を調べてもらい
正真正銘の「民宿 日野」に電話すると、
道の駅を出て信号を曲がって真っ直ぐだと言う。

ゲッ、道の駅のお姉さんが言ってたのが正解やったんや。
(もっとハッキリしゃべれよ)と内心思う。

来た道を帰るほど辛いものはない。
ついに足はガクガク震えだし、体全体が熱を帯びたように熱くなり、
耳はちぎれていないか時折確かめながら1時間ほど歩いてやっと
「民宿 日野」にたどり着いた。

2009年03月15日(日)更新

広島行きの車中

前回の続き.....

この日は朝からツイてなかった。

ここ数日バタバタしていたため、
事前に切符を買うことができず間際に駅で購入することに。
車内で仕事をしたいので奮発してグリーン車を指定して
電車に飛び乗った。

こんな日に限ってJRが遅れている。
京都駅に着いたらダッシュで新幹線のホームへ。
ギリギリ間に合った(ふぅ)

ところが、切符をよく見ると
グリーン車ではなく普通の指定席。
(うわっ、駅員間違ってるやん)

とりあえず席についてグリーンに変更しようか迷っていたら
新大阪に着いてしまった。

まぁいいかと、そのまま変更せずに座っていたら
今度は前席の子供がグズりだした。

うわぁ~、最悪やぁ~

古芝さんの顔を思い出して、ツイてる、ツイてる、と自分に言い聞かせてみたが、
子供のグズり具合が半端じゃなかった。

仕事したかったがそんな気にもなれず
いよりさんが紹介していた本を読むことにした。

いきなり精子だの卵子だの・・・

若いころに出会いたかった1冊である。

28387347

2009年03月15日(日)更新

広島から島根へ、最悪の1日目

広島に着いたので
とりあえずお好み焼きを食べることにした。

昼時のピークが過ぎて
一段落といった様子の店内は嫌な空気が流れている。

いままでの経験上、こういうときはろくなことがない。

空いてる席に座ると、
ヤンキーねえちゃんが注文をとりにきた。

久しぶりの無愛想ぶりを体験した。
何も言わずコテと水を無造作に置かれた。
コテはガシャガシャと音をたて、水は中身がこぼれるほどの勢いで置かれた。

10785

10分程度で焼きあがったお好み焼きを
ヤンキーねえちゃんが持ってきた。

鉄板の横に、
かつお、青のり、マヨネーズが置いてあるので
自分の好みで仕上げろ、ちゅうことやね。

10845

青のりが先? いや、かつお節が先やったかな?

マヨネーズは最後?

どっちやったやろ。

なんか順番が違うような気がする。

長居は無用とばかりに
急いで食べて高速バスに乗った。

1時間30分ほどバスに乗っただろうか。

目的地の島根県邑智郡邑南町に到着した。

ここから最悪の事態が発生した。

2009年03月08日(日)更新

敬牛の集い

後藤牧場さんに「なかのり」という名前の牛がいます。
1990年の初産をかわきりに産みも産んだり19産もしました。
牛の寿命はだいたい20歳平均ということを考えると、
「なかのり」がどれだけ元気な牛なのかお分かりいただけるだろう。

さて、19産もした牛は、通常は廃牛扱いされることがほとんどだが、
後藤さんは「なかのり」の命が尽きるまで飼い続けようと考えていました。

しかし、本当の意味での“はなむけ”は、おいしく料理してたくさんの人に
食べてもらうことです。

後藤さんは京都の焼肉料理屋「南山」なら、「なかのり」を任せられると
楠本さんに命を繋ぐことにしました。

0480
後藤さんの想いを受け継いだ南山の楠本さんは、出荷の当日、お客様や
子供たちを連れだって「なかのり」の見送りにやってきました。

19産した牛を再飼育して肉牛にするという試みは、私が知っている限りでは
はじめてのこと。再飼育に関して、ご指導いただいた畜産農家のDr.コトーと
慕われる松本先生も鹿児島から駆けつけてくださった。

0770
牛肉と牛は違うものだと思っている子供がいるという事実。
わたしたち人間は命あるものを食べて生きています。
肉だけではなく米も野菜も命を宿しています。
そのような現実に背を向けず、子供たちに伝えることも大切なことです。
子供たちは絵を描いて「なかのり」に捧げます。

0740


松本先生の解説は丁寧でわかりやすく、子供たちの目が輝いています。

0120
「なかのり」が旅立つ時がやってきました。
子供たちの「なかのりさ~ん」というかけ声とともに「なかのり」は一鳴きして
みなに別れを告げるかのように旅立ちました。

子供たちの笑顔での見送りが印象的でした。
今日の子供たちはきっと心やさしく、たくましく育ってくれることでしょう。

さて、19産した牛の肉質はいったいどのようなものだろうか?
そして南山ではどのように料理するのだろうか?
このような牛を食べる機会はこの先たぶんないだろう。

畜産関係者だけでなく、一般の方々にもぜひ味わっていただきたい。
3月20日から南山でお披露目です。

春の近江牛祭り(3月20日~3月31日)
◆ きたやま南山 ◆
京都市左京区下鴨北野々神町31
Tel:075-722-4131

12550

お疲れ様でした。

2009年03月07日(土)更新

儲からない理由

953

ありがたいことに毎日のように新規取引の問い合わせをいただく。
近江牛に関しては、私がすべて窓口となっているのだが、
ここ最近の問い合わせの多さには驚くばかりである。
しかしながら正式な取引に繋がることは少ない。

見積もり依頼もほとんど受けていない。
北海道であれ沖縄であれ、まずは滋賀まで来ていただく。
この段階で8割の方から連絡が途絶える。

熱心な2割の方には、店舗をみてもらい、スタッフをみてもらい
生産農家さんをみてもらい、牛舎をみてもらう。

価格や仕様はそれからで、
とにかくすべてをみてもらうことからはじめる。

問い合わせいただいた内容をすべて受け入れれば
売上も伸びるのだろうが、同じ気持ちを持った方と仕事がしたいという
“想い”の部分を優先してしまう。

けっしてお客様を選んでいるわけではないが、
小さな会社だからこそ譲れない部分がある。

今日は、四国の某県からおいでいただいた。
まずは実店舗をみていただき、想いの部分をじっくりお聞きした後で
木下牧場さんへご案内した。

雨の中懸命に話を聞く姿に
この方になら真面目な生産者が育てた近江牛を託したいと
思える、そんな出会いの1日であった。

977
木下牧場のさやちゃんが手を差し出すと牛たちが笑顔で寄ってくる。

2009年03月06日(金)更新

食と命を考える集い

007

この牛は、19産して昨年引退した牛です。
もうすぐ23歳になる記録的な長寿牛です。

通常は廃牛にするのですが、再飼育して
その命を繋いでいきたいと京都の焼肉料理屋「南山」
楠本さんが一肌脱いでくださいます。

19産したとは思えないりっぱな体系に
胸躍り、期待が高まります。

3月20日~31日に南山でお披露目です。

2009年02月28日(土)更新

ネスプレッソ

96

ネスプレッソというエスプレッソマシンがある。
10年ぐらい使っているが、先日思い切って買い替えた。

ネスプレッソはネスレの新規事業で、
このあたりでは当時、高島屋にしかなく、いつ行っても閑散としていた。

コーヒー豆は挽かれた状態で専用のカプセルに詰められていて結構高い。
購入はネスレ社のブティックか通販でのみ購入が可能で、電話だと24時間
受け付けてくれる。

本当かな、と夜中の3時頃に電話したことがあったが、紳士っぽい声の男性が
気持ちよく応対してくれた。

しかし、こんなんで経営が成り立つのかな、と当初は思っていたが、
いまや平日でもブテックは人だかりである。

家で手軽においしいコーヒーが飲めるとなれば、
コーヒーグルメが買いたくなる。

しかも製品はスーパーで売られていないとなれば価値がある。
カプセルは直販のみでサービスはネスプレッソクラブがフォローする。

マシーン+コーヒーカプセル+ネスプレッソクラブ

ホスピタリティの高さを感じる。

2009年02月26日(木)更新

今週(2月27日ー3月5日)のお題 男子は本当に「草食化」しているのか?

10610
そない怒らんでももうすぐ食べてあげるから。
もしかして、肉食系?


今週(2月27日ー3月5日)のお題
男子は本当に「草食化」しているのか?


私が肉屋で修行中の頃、ちょっとでもミスしようものなら
それはそれはボロカスに怒られたものだ。
先輩からのアホ、ボケ、カスは当たり前で、赤い布でも見せたものなら
飛びかかってきそうな勢いのある方たちばかりだった。

学生時代、サッカー部の縦社会で鍛えられた基礎があるからこそ
耐えられたが、いまの世代にはちと酷かも知れない。

当時の仲間からは、ガツガツしたものを感じ、成り上がり精神を感じ、
それは恋愛にも通じるものがあったが、最近の男子は恋愛やセックスに
それほど積極的ではない、いわゆる「草食系男子」が増えているとかいうことを
聞いたことはある。

目をつぶって、先日の居酒屋での会話を思い出してみると、
私の友人、知人にも恋愛やセックスにそれほど積極的ではない者はいる。

でも、それはどう考えたって「草食系」ではなく、
単なる繁殖能力の低下である。

そういえば、「草食系男子」はラブホに行っても何もしないということを
なにかで読んだことがある。
私が若かりし頃は、「何もしないからラブホに行こう」が口説き文句だったのに・・・。

あ、これは私のことではなく、私の周りにいた友人、知人のことである。

念のためにもう一度、言っておいたほうがよさそうだ。


私のことではない。


せっかくなので、「草食男子」をヤホーで検索すると、
「草食男子」を攻略しようという女性が多いようで、
女性誌では特集まで組まれている。

よし!明日から野菜ばかりの生活にかえよう。

違うか^^;

2009年02月25日(水)更新

男性用ブラ

下着販売会社が売り出した「男性用ブラジャー」が、
ネット上に登場してから瞬く間に人気商品となっている。

開発元の「ウィッシュルーム」は、「ブラジャーをするとリラックスできる」
「安心できる」といった声から開発に踏み切ったらしい。

ダイエット前の私なら、寄せて寄せてCカップはあったので
1枚ぐらい購入してもよかったのだが間違いなく気持ち悪いだろう。

さて、本日ジムで汗を流した後、更衣室で着替えていたとき、
なんと、隣の青年がブラジャーをしてるやないですか!

しかも、黒

久しぶりに二度見をしました。

なんか見てはいけないものを見てしまった変な感じです。
«前へ 次へ»

会社概要

(株)サカエヤでは、「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。 【関連会社】 株式会社 アヴァッツ 近江牛ドットコム株式会社

詳細へ

個人プロフィール

1961年、父と母が京都にて繁殖に成功。玉のような可愛い赤ちゃんとして生誕。現在、中年おっさん道を順調に歩んでおります。

詳細へ

<<  2025年3月  >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

コメント一覧

最新トラックバック

  • 訳あり from 通販商品一覧
    訳あり
  • pkxqJVYO from pkxqJVYO
    やまけんさんが育てた短角牛「さちの肉」を食す会 - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸
  • フェラガモ アウトレット from フェラガモ アウトレット
    牛肉の美味しさは、味・香り・食感 - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸
  • プラダ バッグ from プラダ バッグ
    ○八ホルモン - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸
  • フェラガモ バッグ from フェラガモ バッグ
    ブログをやっていてよかったこと - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸