近江牛.com (株)サカエヤ 新保吉伸の日記 | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
- ブログトップ
- IT・情報・コミュニケーション
前ページ
次ページ
ちょうど4年前、牧場の情報をサイトに掲載するために
近江牛の生産農家さんを訪問していた頃の1枚
手前がボクで奥が松井牧場の松井君。
松井君とは高校の同級生で当時の彼のあだ名が「おっさん」
ボクがつけたわけでもないのだが、老け顔だったので「おっさん」と
呼ばれていたのだろう。
さすがに今は「松井」と呼んでいる。
「おっさん」に「おっさん」と呼んでもボクもおっさんやしね。
今日は、実店舗にこれまた高校の同級生が買い物にやってきた。
じつに26年ぶりの再会だが、名前が思い出せない。
よく考えればそんなに仲良くもなかったし、あだ名で呼んでいたのを思い出した。
しかし46歳のおっさんをつかまえて「ピコピコ」なんて呼べない。
いまさら名前を聞くのも気まずいし
奥さんと子供も一緒なのに「ピコピコ」は余計にマズイ。
最終的に会員カードに名前を書いてもらったのだが
養子にいって苗字が変わったとのことで結局最後まで分からなかった。
まぁいいか、そんなに仲良くなかったし。
昨日は休みだったが実店舗の店長と(株)ゴトウ経営の後藤正幸氏の
お話を拝聴した。
後藤氏は誰も再建できなかった赤字会社を1年で黒字会社に再建させた
カリスマ経営者。
27歳で父親が創業した滋賀ダイハツ販売に入社し32歳で社長に就任。
このときの借金が6億。それを4年で返済し、その後は37年連続県内
トップシェアを維持。
その手腕を見込まれ、というか自らが志願して赤字体質でどうにもならない
兵庫ダイハツ販売の社長に就任。5年目で5億の会社に大変身させて
ふたたび滋賀ダイハツに戻り会長に就任。
在庫はクズ
売掛はカス
手形は紙キレ
文字にすると乱暴な感じがするが後藤氏の言葉からは
靴をすり減らしながら現場を歩いてきた者だけが知りえる凄味があり
魂を揺さぶられる。
Y氏がメンターと仰ぎ、カバン持ちまでして人生そのものを学ぼうとする
その理由がよーく分かった。
脳にたくさんの刺激をいただいた。
ごちそうさまでした。
切り出し七輪に備長炭という組み合わせ。
燃え盛る火がなんとも美しい。
今年で3回目となった製造業の会のBBQがスタート
今年のメニューは近江牛のタンではじまり、続いていきなりのサーロイン、
ハツやツラミ、鶏ハラミをつまみながら、メインはナマでも食べられる赤身肉
あとはホルモンやウィンナー、、、締めの焼きそばまで延々6時間
くつろぐ人、仕事の話で盛り上がる人、子どもと遊ぶ人・・・
楽しい時間はあっという間に過ぎていく。
ご参加のみなさま、お疲れさまでした~♪
スナッフルスのチーズオムレットをお土産にいただきました。
航空会社の客室乗務員の口コミで広がりいまや函館を、いや北海道を代表する人気に。
2日前、京都の和食屋さんで意気投合した方がいた。
名刺交換してボクが肉屋だと知るとえらい興味を示し質問攻めにあった。
別段珍しいことではなく、ボクが肉屋だと知ると
なぜか質問攻めにあう確率が高い。
本日、その方が店舗のほうにお肉を買いに来られた。
なんでもボクの熱意にどうしても近江牛を食べずにはいられないと
わざわざ来てくださった。
そうそう来れる距離ではないので次回からはネットで買わせてもらうと
笑顔で帰っていかれた。
ボクも熱いがそれ以上にお客さんが熱い。
D精肉店の絶品焼き豚。炭が熾るまで焼き豚をつまみながらのビールがうまい。
仲良くさせていただいている明石機工の桜井さんから
度々聞かされる兵庫県加古川のD精肉店の話。
弊社と同業の肉屋ですが、メインは牛肉ではなく手造り焼き豚。
焼き豚を求めて隣県からも来店する繁盛ぶりだそうです。
牛肉はおまけみたいなもので焼き豚のついで買いのような位置づけ。
ということはBSEのときも影響がなかったと想像できる。
何年か前に、手造り焼き豚を作るため釜の第1号を作ったのが
明石機工の桜井さんだそうです。
試行錯誤を重ね、いまでは焼き豚だけで
月間数千万円を売上げるほどに。
いまも社長自ら、朝の5時から1本ずつ焼いているとのこと。
これだけの売り上げを確保、維持するためには
どんぶり勘定的なやり方では無理なわけで
MD(マーチャンダイジング)をしっかりやられている。
話を聞いていると、すべてあたり前のことばかりなのだが
弊社ではそれができていない。
あえてむつかしいことにチャレンジしようとして、基本的なこと、
あたりまえのことを見逃して売り損に繋がっているケースが多々ある。
新しいことにチャレンジすることも大事だが
10年前に何をやっていたのか?ということを振り返ると
意外なことに気づいたりするものである。
昨日はGW初日ということもあり
琵琶湖ではBBQをする人で賑わっていました。
ネットショップの仲間が集まってBBQを行ったのだが
ネットの話は一切でない。
ネットでどうやって売っていくか、という話よりも
ネット力をどうやってリアル店に反映していくか
といった内容が主流。
ネットでの売り方、リアル店での売り方
ともに変化が早く、対応力、そして行動力がポイント
1年に2回程度、北海道の豊富町へ出張するのだが移動が大変で、
本来なら札幌から列車を乗り継ぐのが安価な手段なのだが
時間がもったいないので飛行機を使う。
稚内空港へは関西から直行便がないので
羽田で乗り継ぐことになる。
稚内空港からレンタカーで約1時間程度走れば豊富町に到着。
なーんもないところで、見渡す限り牛ばかり。
牛乳が特産品で牛乳の飲み放題がある。
とはいってもそんなに飲めるものではない。
宿泊はここ数年お世話になっているSホテル。
Sホテルから3分程度の距離に川島旅館というこのあたりでは一番古い
旅館がある。
この旅館で1年前から販売しているプリンがうまいとのうわさを聞き
さっそく買ってみることに。
その場で食べてみると驚ろいたことにボクのなかでは1番だった
パステルのプリンよりうまいではないか。
即座に20個発送の手配をお願いした。
Sホテルに帰って晩飯を食べていると
川島旅館のオヤジが訪ねてきた。
明日プリンを発送できなくなったんだ。
悪りぃが明後日にしてけれ。
とのこと。
その後、1時間ほどオヤジと話し込んだ後
川島旅館の風呂に入りにこいと言う。
宿泊しているわけでもないのでどうしたものかと迷ったが
遠慮する雰囲気でもなかったので好意に甘えさせてもらった。
昭和2年から増改築一切なし、お湯も流しっぱなしの
見事な温泉であった。
風呂から上がると、プリンをごちそうになった。
ここまでされるとさすがに申し訳ない。
しばらくしておかみさんが登場。
今度はコーヒーを入れてくれた。
もう一度、言っておくが
ボクは川島旅館に宿泊していない。
プリンを20個注文しただけのごくごく一般の客である。
普段からあまり親切にされたことがないので
戸惑ってしまう。
もしかしたらボクはなんかされるのか?
とは言っても46歳のボテボテ体型、
なんかされるほうがありがたい。
川島旅館の宿泊客の夕食も終わり、炊事のパートさんを送っていくため
オヤジがでていった。
この時点ですでにおかみさんもいない。
宿泊客でもないボクが、川島旅館の応接間?に1人って
ええんかこのシチュエーション。
しかも仏壇とかおいてるし。
しばらくすると、オヤジが帰ってきた。
オヤジ:待たせたなぁ~
ボク:おかえり~
って、まるで漫画や。
とりあえず、次回の宿泊を約束してSホテルへ帰った。
人の温かさというか、田舎ならではなのかも知れないが
忘れていたなにかを思い出させてくれたような気分。
感謝。
現在サイトを大幅にリニューアル中でして
デザイン、DB、買い物カゴ、すべてやり替えの大改造中。
新しいコンテンツの1つにレシピのページを作成中で
今日は料理研究家の先生宅にて写真撮影。
写真は先生のところへ遊びにきていたKちゃん。
Kちゃんはうちで2年間バイトしていた子である。
デキが悪くて往生した1人だったが
いまではエステの経営者としてがんばっている。
普段は女性の体しか触らないのだが
これみよがしに肩をモミモミ1時間。
さすがにブヨブヨの体は勘弁してほしいらしい。
先日の「テストマーケティング研究所ミーティングin大阪」の懇親会での一品
料理は見た目も大事ですね~
予約がとりにくいといわれているA店
ものすごくわかりにくい場所にあり、こんなところでよく商売やってるなぁ
というのが第一印象だった。あまり詳しく書くと特定されてしまうので
イタリアンとだけ申しておこう。現在、半年待ちの盛況ぶり。
オーナーはテレビのグルメ番組でも時々みかける有名人。
そのような効果もあってか予約がとりにくくなっているのかも知れない。
さて、店内に入ると普通の内装に拍子抜けするも、よほど味に自信があるのだと
勝手に想像しさらに期待が高まる。ちなみに店員の接客レベルもごくごく普通。
店内は予約客で満席状態。
厨房が見えるので、覗き込むが有名シェフはお留守のようだ。
たぶん、人任せでほとんどいないのだろう。
しばらくすると、オーダーしたパスタが運ばれてきた。
ホークにくるくる巻きつけて口に運ぶと、予想に反して普通の味。
ボクの味覚がおかしのかとも一瞬思ったが、何度くるくるしても普通の味だった。
最初はオーナーシェフが作り、おいしいと評判になっていったのだろう。
メディアにもとりあげられる機会が増え、シェフの露出が多くなるに従い
しだいに人任せになっていき、少ずつ味がブレだしてきたのだと推測する。
数日後、今度は創作料理のB店で食事する機会があった。
このお店も予約がなかなかとれなくて、現在半年待ちとのこと。
店内装飾は艶やかで客層もゴールドクラス。
カウンターに案内されるとまずはお決まりのウーロン茶をオーダー。
いつものように「車ですから」と余計なひと言を付け加える。
スタッフは10人ぐらいいただろうか、オーナーと思わしき人物が、
コース料理1つ1つにチェックを入れる。
出てきた料理はすべて目で楽しませ、舌で喜ばせる最高のものだった。
帰り際、オーナー自らが見送ってくれた。
予約がなかなかとれない2店を比較してみたが
経営者のいない状態が長く続く現場は、異変に気がついたときには
すでに手遅れかも知れない。
2008年08月16日(土)更新
マーケティング
このあいだ、麻布のある高級レストランに入ったんだよ。妻とな。
その店は確かにおいしかったし、妻もそういってた。
それで帰りの車の中で妻に聞いてみたんだ。
『オマエだったらあの店、もう1回行くか?』と。
すると、間髪いれず『行かないわよ』と。
意外だったよ。
すごくおいしかったしな。なんでだと思う?
ドリルを売るには穴を売れより抜粋
答えは本に書いてあるが、「その店へ行く理由、買う理由」がなければ
お客さんはリピートしてくれない。
近江牛を販売しているだけでは
お客さんはリピートしてくれない。
ということですね。
その店は確かにおいしかったし、妻もそういってた。
それで帰りの車の中で妻に聞いてみたんだ。
『オマエだったらあの店、もう1回行くか?』と。
すると、間髪いれず『行かないわよ』と。
意外だったよ。
すごくおいしかったしな。なんでだと思う?
ドリルを売るには穴を売れより抜粋
答えは本に書いてあるが、「その店へ行く理由、買う理由」がなければ
お客さんはリピートしてくれない。
近江牛を販売しているだけでは
お客さんはリピートしてくれない。
ということですね。
2008年08月10日(日)更新
思い出せない同級生の名前

ちょうど4年前、牧場の情報をサイトに掲載するために
近江牛の生産農家さんを訪問していた頃の1枚
手前がボクで奥が松井牧場の松井君。
松井君とは高校の同級生で当時の彼のあだ名が「おっさん」
ボクがつけたわけでもないのだが、老け顔だったので「おっさん」と
呼ばれていたのだろう。
さすがに今は「松井」と呼んでいる。
「おっさん」に「おっさん」と呼んでもボクもおっさんやしね。
今日は、実店舗にこれまた高校の同級生が買い物にやってきた。
じつに26年ぶりの再会だが、名前が思い出せない。
よく考えればそんなに仲良くもなかったし、あだ名で呼んでいたのを思い出した。
しかし46歳のおっさんをつかまえて「ピコピコ」なんて呼べない。
いまさら名前を聞くのも気まずいし
奥さんと子供も一緒なのに「ピコピコ」は余計にマズイ。
最終的に会員カードに名前を書いてもらったのだが
養子にいって苗字が変わったとのことで結局最後まで分からなかった。
まぁいいか、そんなに仲良くなかったし。
2008年06月26日(木)更新
後藤昌幸氏から学ぶ

昨日は休みだったが実店舗の店長と(株)ゴトウ経営の後藤正幸氏の
お話を拝聴した。
後藤氏は誰も再建できなかった赤字会社を1年で黒字会社に再建させた
カリスマ経営者。
27歳で父親が創業した滋賀ダイハツ販売に入社し32歳で社長に就任。
このときの借金が6億。それを4年で返済し、その後は37年連続県内
トップシェアを維持。
その手腕を見込まれ、というか自らが志願して赤字体質でどうにもならない
兵庫ダイハツ販売の社長に就任。5年目で5億の会社に大変身させて
ふたたび滋賀ダイハツに戻り会長に就任。
在庫はクズ
売掛はカス
手形は紙キレ
文字にすると乱暴な感じがするが後藤氏の言葉からは
靴をすり減らしながら現場を歩いてきた者だけが知りえる凄味があり
魂を揺さぶられる。
Y氏がメンターと仰ぎ、カバン持ちまでして人生そのものを学ぼうとする
その理由がよーく分かった。
脳にたくさんの刺激をいただいた。
ごちそうさまでした。
2008年06月08日(日)更新
e-製造業の会、琵琶湖BBQ

切り出し七輪に備長炭という組み合わせ。
燃え盛る火がなんとも美しい。

今年で3回目となった製造業の会のBBQがスタート

今年のメニューは近江牛のタンではじまり、続いていきなりのサーロイン、
ハツやツラミ、鶏ハラミをつまみながら、メインはナマでも食べられる赤身肉
あとはホルモンやウィンナー、、、締めの焼きそばまで延々6時間

くつろぐ人、仕事の話で盛り上がる人、子どもと遊ぶ人・・・
楽しい時間はあっという間に過ぎていく。

ご参加のみなさま、お疲れさまでした~♪
2008年05月18日(日)更新
爽快なゴミゼロ工場
余裕かまして駅でうどんを食べたのが間違いだった。
歩いても歩いても枚岡合金工具さんへたどり着けない。
工場見学の時間が刻々と迫る。
体中、汗でビッチョリの状態。
完全に道に迷ったようだ。
心やさしい共伸技研の加藤さんが途中まで迎えにきてくれて
なんとか無事到着。
さて、楽しみにしていた工場見学だが
想像していた10倍スゴかった。
“爽快”という言葉がピッタリの工場内でした。
場所を移して出版記念パーティ
笑顔あり、感動あり、サプライズあり
古芝さんの“熱”に触れた楽しく有意義な1日でした。
ありがとうございました。
歩いても歩いても枚岡合金工具さんへたどり着けない。
工場見学の時間が刻々と迫る。
体中、汗でビッチョリの状態。
完全に道に迷ったようだ。

心やさしい共伸技研の加藤さんが途中まで迎えにきてくれて
なんとか無事到着。
さて、楽しみにしていた工場見学だが
想像していた10倍スゴかった。
“爽快”という言葉がピッタリの工場内でした。

場所を移して出版記念パーティ
笑顔あり、感動あり、サプライズあり
古芝さんの“熱”に触れた楽しく有意義な1日でした。
ありがとうございました。
2008年05月12日(月)更新
リアルからネットへ

スナッフルスのチーズオムレットをお土産にいただきました。
航空会社の客室乗務員の口コミで広がりいまや函館を、いや北海道を代表する人気に。
2日前、京都の和食屋さんで意気投合した方がいた。
名刺交換してボクが肉屋だと知るとえらい興味を示し質問攻めにあった。
別段珍しいことではなく、ボクが肉屋だと知ると
なぜか質問攻めにあう確率が高い。
本日、その方が店舗のほうにお肉を買いに来られた。
なんでもボクの熱意にどうしても近江牛を食べずにはいられないと
わざわざ来てくださった。
そうそう来れる距離ではないので次回からはネットで買わせてもらうと
笑顔で帰っていかれた。
ボクも熱いがそれ以上にお客さんが熱い。
2008年04月28日(月)更新
琵琶湖でBBQ、そしてMD

D精肉店の絶品焼き豚。炭が熾るまで焼き豚をつまみながらのビールがうまい。
仲良くさせていただいている明石機工の桜井さんから
度々聞かされる兵庫県加古川のD精肉店の話。
弊社と同業の肉屋ですが、メインは牛肉ではなく手造り焼き豚。
焼き豚を求めて隣県からも来店する繁盛ぶりだそうです。
牛肉はおまけみたいなもので焼き豚のついで買いのような位置づけ。
ということはBSEのときも影響がなかったと想像できる。
何年か前に、手造り焼き豚を作るため釜の第1号を作ったのが
明石機工の桜井さんだそうです。
試行錯誤を重ね、いまでは焼き豚だけで
月間数千万円を売上げるほどに。
いまも社長自ら、朝の5時から1本ずつ焼いているとのこと。
これだけの売り上げを確保、維持するためには
どんぶり勘定的なやり方では無理なわけで
MD(マーチャンダイジング)をしっかりやられている。
話を聞いていると、すべてあたり前のことばかりなのだが
弊社ではそれができていない。
あえてむつかしいことにチャレンジしようとして、基本的なこと、
あたりまえのことを見逃して売り損に繋がっているケースが多々ある。
新しいことにチャレンジすることも大事だが
10年前に何をやっていたのか?ということを振り返ると
意外なことに気づいたりするものである。
昨日はGW初日ということもあり
琵琶湖ではBBQをする人で賑わっていました。
ネットショップの仲間が集まってBBQを行ったのだが
ネットの話は一切でない。
ネットでどうやって売っていくか、という話よりも
ネット力をどうやってリアル店に反映していくか
といった内容が主流。
ネットでの売り方、リアル店での売り方
ともに変化が早く、対応力、そして行動力がポイント

2008年04月24日(木)更新
プリン

1年に2回程度、北海道の豊富町へ出張するのだが移動が大変で、
本来なら札幌から列車を乗り継ぐのが安価な手段なのだが
時間がもったいないので飛行機を使う。
稚内空港へは関西から直行便がないので
羽田で乗り継ぐことになる。
稚内空港からレンタカーで約1時間程度走れば豊富町に到着。
なーんもないところで、見渡す限り牛ばかり。
牛乳が特産品で牛乳の飲み放題がある。
とはいってもそんなに飲めるものではない。
宿泊はここ数年お世話になっているSホテル。
Sホテルから3分程度の距離に川島旅館というこのあたりでは一番古い
旅館がある。
この旅館で1年前から販売しているプリンがうまいとのうわさを聞き
さっそく買ってみることに。
その場で食べてみると驚ろいたことにボクのなかでは1番だった
パステルのプリンよりうまいではないか。
即座に20個発送の手配をお願いした。
Sホテルに帰って晩飯を食べていると
川島旅館のオヤジが訪ねてきた。
明日プリンを発送できなくなったんだ。
悪りぃが明後日にしてけれ。
とのこと。
その後、1時間ほどオヤジと話し込んだ後
川島旅館の風呂に入りにこいと言う。
宿泊しているわけでもないのでどうしたものかと迷ったが
遠慮する雰囲気でもなかったので好意に甘えさせてもらった。
昭和2年から増改築一切なし、お湯も流しっぱなしの
見事な温泉であった。
風呂から上がると、プリンをごちそうになった。
ここまでされるとさすがに申し訳ない。
しばらくしておかみさんが登場。
今度はコーヒーを入れてくれた。
もう一度、言っておくが
ボクは川島旅館に宿泊していない。
プリンを20個注文しただけのごくごく一般の客である。
普段からあまり親切にされたことがないので
戸惑ってしまう。
もしかしたらボクはなんかされるのか?
とは言っても46歳のボテボテ体型、
なんかされるほうがありがたい。
川島旅館の宿泊客の夕食も終わり、炊事のパートさんを送っていくため
オヤジがでていった。
この時点ですでにおかみさんもいない。
宿泊客でもないボクが、川島旅館の応接間?に1人って
ええんかこのシチュエーション。
しかも仏壇とかおいてるし。
しばらくすると、オヤジが帰ってきた。
オヤジ:待たせたなぁ~
ボク:おかえり~
って、まるで漫画や。
とりあえず、次回の宿泊を約束してSホテルへ帰った。
人の温かさというか、田舎ならではなのかも知れないが
忘れていたなにかを思い出させてくれたような気分。
感謝。
2008年04月16日(水)更新
モミモミ1時間

現在サイトを大幅にリニューアル中でして
デザイン、DB、買い物カゴ、すべてやり替えの大改造中。
新しいコンテンツの1つにレシピのページを作成中で
今日は料理研究家の先生宅にて写真撮影。
写真は先生のところへ遊びにきていたKちゃん。
Kちゃんはうちで2年間バイトしていた子である。
デキが悪くて往生した1人だったが
いまではエステの経営者としてがんばっている。
普段は女性の体しか触らないのだが
これみよがしに肩をモミモミ1時間。
さすがにブヨブヨの体は勘弁してほしいらしい。
2008年04月12日(土)更新
経営者のいない現場

先日の「テストマーケティング研究所ミーティングin大阪」の懇親会での一品
料理は見た目も大事ですね~
予約がとりにくいといわれているA店
ものすごくわかりにくい場所にあり、こんなところでよく商売やってるなぁ
というのが第一印象だった。あまり詳しく書くと特定されてしまうので
イタリアンとだけ申しておこう。現在、半年待ちの盛況ぶり。
オーナーはテレビのグルメ番組でも時々みかける有名人。
そのような効果もあってか予約がとりにくくなっているのかも知れない。
さて、店内に入ると普通の内装に拍子抜けするも、よほど味に自信があるのだと
勝手に想像しさらに期待が高まる。ちなみに店員の接客レベルもごくごく普通。
店内は予約客で満席状態。
厨房が見えるので、覗き込むが有名シェフはお留守のようだ。
たぶん、人任せでほとんどいないのだろう。
しばらくすると、オーダーしたパスタが運ばれてきた。
ホークにくるくる巻きつけて口に運ぶと、予想に反して普通の味。
ボクの味覚がおかしのかとも一瞬思ったが、何度くるくるしても普通の味だった。
最初はオーナーシェフが作り、おいしいと評判になっていったのだろう。
メディアにもとりあげられる機会が増え、シェフの露出が多くなるに従い
しだいに人任せになっていき、少ずつ味がブレだしてきたのだと推測する。
数日後、今度は創作料理のB店で食事する機会があった。
このお店も予約がなかなかとれなくて、現在半年待ちとのこと。
店内装飾は艶やかで客層もゴールドクラス。
カウンターに案内されるとまずはお決まりのウーロン茶をオーダー。
いつものように「車ですから」と余計なひと言を付け加える。
スタッフは10人ぐらいいただろうか、オーナーと思わしき人物が、
コース料理1つ1つにチェックを入れる。
出てきた料理はすべて目で楽しませ、舌で喜ばせる最高のものだった。
帰り際、オーナー自らが見送ってくれた。
予約がなかなかとれない2店を比較してみたが
経営者のいない状態が長く続く現場は、異変に気がついたときには
すでに手遅れかも知れない。
«前へ | 次へ» |
- 安全性を追求すればするほど会社は痩せる [02/02]
- 2013年、キックオフ [01/02]
- 謙虚さ、パッション、夢 [12/24]
- 筑波ハムのアイスバインは予想以上においしかった [11/23]
- 牛肉とワインだけで痩せられるのか [11/18]
- 2012年度(平成24年度)近畿地域マッチングフォーラム [11/10]
- 糖質制限食がブームのようです [10/28]
- 短角牛「草太郎」を食す会は肉好きが世界中から集まった [09/15]
- プレミア近江牛の問い合わせが増え続けているのだが。 [09/06]
- 「肉牛ジャーナル」で特集を組んでいただきました! [09/03]
- 2013年2月(1)
- 2013年1月(1)
- 2012年12月(1)
- 2012年11月(3)
- 2012年10月(1)
- 2012年9月(3)
- 2012年8月(2)
- 2012年7月(4)
- 2012年6月(4)
- 2012年5月(4)
- 2012年3月(5)
- 2012年2月(3)
- 2012年1月(6)
- 2011年12月(5)
- 2011年11月(4)
- 2011年10月(10)
- 2011年9月(17)
- 2011年8月(23)
- 2011年7月(28)
- 2011年6月(28)
- 2011年5月(31)
- 2011年4月(25)
- 2011年3月(29)
- 2011年2月(28)
- 2011年1月(31)
- 2010年12月(31)
- 2010年11月(30)
- 2010年10月(33)
- 2010年9月(26)
- 2010年8月(29)
- 2010年7月(12)
- 2010年6月(5)
- 2010年5月(2)
- 2010年4月(5)
- 2010年3月(10)
- 2010年2月(9)
- 2010年1月(5)
- 2009年12月(9)
- 2009年11月(10)
- 2009年10月(6)
- 2009年9月(10)
- 2009年8月(6)
- 2009年7月(7)
- 2009年6月(9)
- 2009年5月(3)
- 2009年4月(9)
- 2009年3月(14)
- 2009年2月(10)
- 2009年1月(7)
- 2008年12月(5)
- 2008年11月(8)
- 2008年10月(7)
- 2008年9月(11)
- 2008年8月(12)
- 2008年7月(13)
- 2008年6月(17)
- 2008年5月(16)
- 2008年4月(16)
- 2008年3月(25)
- 2008年2月(8)
- 2008年1月(16)
- 2007年12月(18)
- 2007年11月(22)
- 2007年10月(19)
- IT・情報・コミュニケーション(159)
- グルメ・取り寄せ(197)
- 生産・仕入れ(13)
- 新着イベント・ニュース(99)
- 家族・交友(13)
- 趣味・ゲーム(5)
- 新着商品・サービス(23)
- 旅行・レジャー(5)
- 音楽・演劇(8)
- 地球環境(5)
- 広報・宣伝(7)
- 顧客サービス(5)
- 組織・人事(4)
- 読書・雑誌(29)
- 夢・経営理念(8)
- 営業・販売(3)
- 愛車・愛用品(5)
- 商品・デザイン(18)
- 牛コンテンツ(109)
- 牛コンテンツ2(18)
- 社会貢献(1)
- 健康管理・美容(2)
- 映画・TV(9)
- 近江牛を知る(1)
- 肉牛の品種を知る(2)
- ホルモンを知る(3)
- 熟成肉(12)
- 牛肉の部位を知る(11)
- 牛肉の格付けを知る(2)
最新トラックバック
-
訳あり
from 通販商品一覧
訳あり -
pkxqJVYO
from pkxqJVYO
やまけんさんが育てた短角牛「さちの肉」を食す会 - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸 -
フェラガモ アウトレット
from フェラガモ アウトレット
牛肉の美味しさは、味・香り・食感 - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸 -
プラダ バッグ
from プラダ バッグ
○八ホルモン - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸 -
フェラガモ バッグ
from フェラガモ バッグ
ブログをやっていてよかったこと - サカエヤ 代表取締役 新保吉伸
コメント一覧