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放射性セシウム自主検査実施につき完全性を再確認

投稿日時:2011/07/31(日) 12:36rss




放射性セシウムに汚染された稲わらを餌として与えられた
肉牛の流通問題は全国的に波紋を広げている


毎日のようにニュースとなり、その度に消費者は不安を覚え
しいては牛肉離れに拍車をかける。


「安全性が確立するまでは牛肉食べないようにしています。
畜産農家さんや牛には罪はないのに風評被害が心配ですね」


街頭インタビューの一幕だが、
それが風評被害やっ、ちゅうねん!

と思わずテレビにツッコんでしまった。


先日立ち寄ったスーパーの精肉売り場には客がいなかった。

パック入りの輸入牛肉を買う人をチラホラみかけたぐらいだ。

まさしく本末転倒で2001年のBSEを思い出す。


あのときは国がなかなか安全宣言を出さないものだから
消費者も牛肉を食べない風潮があった。

安全基準が示されていないものは食べたくても食べられない
ということだ。

さて、近江牛を生産している県内の畜産農家を聞き取り調査した結果、
震災後、東北、関東から稲わらを購入した実績がないとのことだった。

また、汚染された稲わらを購入しないよう指導を続け、嘉田知事は定例会見で
「汚染の恐れはなく、全頭検査は必要ない」と県産牛の安全性を強調した。

販売側にとっては一安心だが、
それだけでは消費者の不安は拭えないだろう。

国が早く安全基準を示さなければ。

問題となっている放射性セシウムに汚染された稲わらに関しては、
まさしく私たちがこの10年取り組んできたことだ。

自家産の粗飼料をたっぷり与えて、健康な牛に育てる。
いわゆる環境保全型畜産事業なのだが、この取り組みは
今年の2月に、農水省のフード・アクションニッポンアワードにおいて
優秀賞という評価をいただいた。

詳しくはこちら(→クリック


放射性セシウムに汚染された稲わらを食べた牛肉の問題がでたときも、
当店では、店頭とサイトにいち早く安全性を訴えた文章を掲載した。


見て見ぬふりをするのではなく、こういうときこそすべてを見せて
情報公開し、安全性を強調すべきだと思う。


小さな会社だができることはたくさんある。

小さいからこそ行動までの決断が早く、
そのあたりは大企業よりも勝っているのではないだろうか。


放射性セシウムに関しても、当店で販売している牛肉は
なんら問題はないのだが、一頭仕入れという利点を生かして
都度の検査を実施している。







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近江牛さかえや

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