ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2008年04月12日(土)更新
経営者のいない現場

先日の「テストマーケティング研究所ミーティングin大阪」の懇親会での一品
料理は見た目も大事ですね~
予約がとりにくいといわれているA店
ものすごくわかりにくい場所にあり、こんなところでよく商売やってるなぁ
というのが第一印象だった。あまり詳しく書くと特定されてしまうので
イタリアンとだけ申しておこう。現在、半年待ちの盛況ぶり。
オーナーはテレビのグルメ番組でも時々みかける有名人。
そのような効果もあってか予約がとりにくくなっているのかも知れない。
さて、店内に入ると普通の内装に拍子抜けするも、よほど味に自信があるのだと
勝手に想像しさらに期待が高まる。ちなみに店員の接客レベルもごくごく普通。
店内は予約客で満席状態。
厨房が見えるので、覗き込むが有名シェフはお留守のようだ。
たぶん、人任せでほとんどいないのだろう。
しばらくすると、オーダーしたパスタが運ばれてきた。
ホークにくるくる巻きつけて口に運ぶと、予想に反して普通の味。
ボクの味覚がおかしのかとも一瞬思ったが、何度くるくるしても普通の味だった。
最初はオーナーシェフが作り、おいしいと評判になっていったのだろう。
メディアにもとりあげられる機会が増え、シェフの露出が多くなるに従い
しだいに人任せになっていき、少ずつ味がブレだしてきたのだと推測する。
数日後、今度は創作料理のB店で食事する機会があった。
このお店も予約がなかなかとれなくて、現在半年待ちとのこと。
店内装飾は艶やかで客層もゴールドクラス。
カウンターに案内されるとまずはお決まりのウーロン茶をオーダー。
いつものように「車ですから」と余計なひと言を付け加える。
スタッフは10人ぐらいいただろうか、オーナーと思わしき人物が、
コース料理1つ1つにチェックを入れる。
出てきた料理はすべて目で楽しませ、舌で喜ばせる最高のものだった。
帰り際、オーナー自らが見送ってくれた。
予約がなかなかとれない2店を比較してみたが
経営者のいない状態が長く続く現場は、異変に気がついたときには
すでに手遅れかも知れない。
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