ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2012年11月23日(金)更新
筑波ハムのアイスバインは予想以上においしかった
前々から気になっていた商品があったのだが思いがけず手に入った。
その商品とは、筑波ハムのアイスバインというなんとも興味がそそられる
ネーミングと出で立ちからなるドイツの代表的な料理の1つだ。
豚のスネ肉を使い、ゼラチンが溶けて固まった感じが氷のように見えることから
ドイツ語の氷(アイス)、脚(バイン)が由来と言われている。
袋のまま湯煎で15分で出来上がるから簡単なのだが、この手のものは
おいしさを期待してはいけない。
特に大手のハムメーカーが作るハムは私の経験ではあまり満足したことがない。
たとえば焼豚はハム的要素が強くラーメンに入れるものではない。
さて、筑波ハムのアイスバインに話を戻そう。
その前に、なぜ思いがけずに手に入ったかというと、忘年会のビンゴゲームで
当たったのだ。
なぜか当たると思っていたのだが本当に当たってしまった。
結果から言うと最高においしかった。
ハム感がなく肉を食べている食感がしてワインとの相性が抜群に良かった。
一気に食べてしまった残骸がこちら
いやぁー、本当においしかった!
筑波ハムのアイスバイン(→クリック)
この時期は、お歳暮で悩む方が多いと思うのだが当店の近江牛ギフトはパッケージを
高級感たっぷりにリニューアルしてから1年がたった。
評判もよくリピートされるお客様も増えてきた。
私個人も近江牛を贈り物にすることが多く、たまにだが本当においしかったものを
お世話になった方に贈ることがある。
今回いただいたアイスバインも私の贈りたいリストに追加した。
2012年07月27日(金)更新
有名店で起こった残念な対応
ドライエイジングによる熟成肉にハマる人が増えつつある。
とはいっても、まだまだ馴染みがなく、いまのところ食通の方々や肉好き、料理人の
みなさんからのリピートが目立つ。
さて、先日の東京出張であきれるような出来事があった。
1年前、いや、もう少し前になるかも知れない。
ある著名な方(牛肉に詳しいグルメ系の大御所)に、東京で熟成肉を食べるところを
紹介してほしいとお願いした。
氏はここしかないとK店を紹介してくれた。
いま東京でまともな熟成肉を出す店はここだけだろう.....と。
東京に来るときは、私に連絡くれれば予約は取っておくからと言われたが
機会がないまま時日は過ぎた。
今週の火曜日、東京での仕事をすませ、翌日は夕方までフリーということもあり
K店にランチの予約を入れた。
覇気のない声でとりあえずは3名の予約を受けてもらった。
「覇気のない声」が気になり、当日確認の電話を入れてみた。
熟成肉は食べられるのですね、との問いかけに
ランチはパスタとハンバーグだけとの返答だった。
それでは意味がない。
熟成肉は無理ですか?
との問いかけに、そのときの状況によるので・・・・
・・・・・・・無言
とにかく覇気がなく、紹介であることを告げてもスルーされ
結局、キャンセルしてしまった。
「熟成肉」というキーワードを出しているので、どちらからですか?とか
雑誌を見ていただいたのですか?とか、なんらかのアクションがあるべき。
いくら有名なシェフの店でも、いくら有名な方の紹介であっても
いくらその店の料理がおいしかっても、結局は「人」である。
K店のシェフには「でんかのヤマグチ」の社長の本を読んでいただきたい。
2012年03月27日(火)更新
コーヒーハンター Mi Cafeto
いつだったか友人から、六本木に1杯1,800円もするコーヒーの店があると聞いた。
なんでもコーヒーハンターがやってる店らしく・・・
といっても、なんのことやらさっぱりわからず、友人が言うには、
いままで味わったことのない最高のコーヒーが飲めるとのこと。
しかし別の友人の話では、家で飲んでるコーヒーのほうがうまいとの感想。
さて、どっちなのか。
もちろん、こういうものは味覚や価値観の違いでどれが正解なんてないわけで
味の評価なんてユーザー自身が決めることだ。
お偉い方々が旨いと評価すれば、そんな気になるし、その逆もありで
正直なところ、よほど粗悪なもでない限り、そんなに変わらないのではないかと思う。
ところで、このお店は、Mi Cafetoという名前で、コーヒーハンター川島良彰氏が
最高においしいコーヒーを追求したブランドだそうです。
日本のコーヒー栽培技師で、UCC上島珈琲の生産責任者として、
30数年間世界中の2,000以上のコーヒー農園を渡り歩き、その後も世界屈指の
コーヒーハンターとして現地の人とともに至宝のコーヒーを目指しているとのこと。
さて、実際の味はどうだったのか、ということだが
まず、小雨降る六本木を迷いながらMi Cafetoに辿りついたときには、
店内には1組のお客さんだけだった。
しかし、次から次へとお客さんが入りだし、すぐに満席になった。
いくつか種類があったが、店員さんのおススメでもある、
ブルーマウンテン1,800円をお願いした。
15分ぐらい待っただろうか、1,800円のコーヒーが運ばれてきた。
ジャマイカのジュニパー・ピーク農園のウンヌンカンヌン・・・
といったような説明が入り、きれいなポットとカップが置かれた。
ポットには3杯分程度入っていたので、実質1杯600円ぐらいかな、
ということは、ホテルで飲むコーヒーとそんなに変わらないでわないか。
待っている間に、テーブルに置かれていた1冊の本を手に取ってみると
こんなことが書かれていた。
世界中の農園を回り、僕は自分の知らないコーヒーにたくさん出会いました。
コーヒーの奥の深さを体験し、そのままずっと産地にいようかと思いながら
過ごす中で、ある日、思ったんです。
産地の人たちは豆の生産現場しか知らない。
自分たちの作ったコーヒーがどう飲まれているのか、どうしたらおいしくなるのか、
そして、どうしたらもっとおいしくなるのか、そしてどうしたらもっと市場を広げ
られるのかを伝えたいと思いました。
一方、消費国の日本はごく一部のコーヒーしか知らない。
素材そのものの楽しみ方ではなく、焙煎と抽出に特化しているのは、
いい豆が入ってこなかった歴史があったからなのですが、
そのことを知っている人はコーヒー業界の方でもあまりいません。
・・・・・・・・・・・・・・・ とまぁ、話はまだまだ続くのですが、
コーヒーハンター川島氏が、素材からやったからこそ現地の現状を知ることができ
また、エシカルなコーヒー伝道師として、特別なコーヒーを販売できるまでに至ったのだろう。
とそんなことを感じた次第だ。
けっして高くはない1,800円の特別なコーヒーは、生産者のことも消費者のことも
両方知っているからこその値付けであり、それが自分たちだけではなく、
産地も守ることにも繋がりしいては、コーヒー文化の普及にも繋がるのではないかと、
いたく感銘したのだった。
私ごとで恐縮だが、先日、ネットショップコンテスト北陸2012の
審査員と基調講演を担当させていただき
講演の内容をウォンツの岩崎さんがまとめてくれているので、ぜひご覧いただきたい。
川島氏とはレベルが違いすぎるが目指している方向は同じなのかなと共感する
ところが多くあった
あ、肝心のコーヒーの味だが、よほどのコーヒー通でない限り違いが分からないと思う。
ただ、ゆっくりと流れる時間のなかで味わうコーヒーの奥深さ、そして後味のすばらしさは
値段以上に価値があるものだと感じた。
また行きたいですか?
と尋ねられたら
私は迷わず、ぜひ、と答えるでしょう。
2012年02月26日(日)更新
職人とは
下関にふくを食べに行った帰りに、お連れがどうしても寄りたいというので
小倉の天寿司さんへお邪魔した。
カウンター5席の小さな店だが、すばらしいパフォーマンスをみせていただいた。
カウンター内には、大将と女の子のお弟子さん
お弟子さんは18歳で、高校生の頃からバイトしていて
そのまま就職したそうだ。
ちょうど3年目ということで、朝5時から大将のお供で
市場での仕入れから教わっているようだ。
お客さんに握るにはまだまだ先のことだろうが
大将曰く、一人前に育てると言うことは、1人でなんでもできるようになることなんだとか。
職人志願の子はたくさん来るが、労働時間がどうのこうので
すぐ親がでてきて続かないんですよ....とのこと。
たしかにそうだ。
肉の技術を覚えたいと若者がやってきても、労働時間がネックになる。
そのうち本物の職人がいなくなるかも。
若者よ、歯をくいしばれと言いたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆近江牛の販売【近江牛ドットコム】
◆ホルモンの販売【ホルモンドットコム】
◆近江牛業務用卸
◆業務用焼肉のたれ
2012年02月04日(土)更新
塩麹がブームのようだ
当社では、業務用の牛肉をメインに卸販売していた時期が長くありました。
しかしながら91年のBSE問題で多くの取引先を失い、
その後はネットでの集客に切り替え現在に至っているわけですが、
情報発信を一生懸命すると、ふたたび業務用の問い合わせが増えだして
いまでは、少しずつだが望まれる方に当店の牛肉を販売させてもらっている。
ただ、だれかれと販売するのではなく、私たちの想いに共感できる方とだけ
お取引いただいている。
生意気なようだが、「取引き」ではなく「取組み」という考え方なので
お互いがイーブンな関係でなければ楽しくない。
JR南草津の駅から徒歩5分程度のところにサルティンボッカという
イタリアンの店がある。
このあたりでは評判の店だ。
私も個人的に大好きな店なので、こういう店にうちの肉を使ってもらいたいと
常々思っていた。
数年前に、サルティンボッカのオーナーシェフが
木下牧場の近江牛を指名買いしてくれるようになった。
私としては、大好きな店で自分ところの肉が食べられるのだから
これ以上幸せなことはない。
先日のこと、いつものようにステーキをオーダーすると
塩麹に漬けてみたので試してほしいとでてきたのがこちらだ。
塩麹といえば、いまひそかなブームらしくて
藤原紀香さんや平子理沙さん、上野樹里さん、釈由美子さんなどが代表格で
「発酵女子」というそうだ。
さて、味のほうは漬けこみ時間がピッタリだったのか
塩加減もよくて、ランプ肉の旨みが引き立っているように感じた。
ブームは一過性で終わるのが常だが、さてどうなるのか。
仕掛けた側も便乗した人も、さらに様子を伺っている人も興味深々といったところか。
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