ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
- ブログトップ
- ブログ個人トップ
2011年08月06日(土)更新
Dry AGING 乾燥熟成の魅力
熟成をエージングといいますが、
エージングには「ウェットエージング」と「ドライエージング」の
2通りがあります。
日本では、部位別に真空パックされた、いわゆる部分肉流通が主流のため
「ウェットエージング」の比率が高い。
しかし、牛肉は真空することにより日持ちはするが
欠点としてドリップが発生し、それが脂に浸透し味が劣化する。
だから私の見解としては、
ウェットエージングは肉の旨みを損なうことになるという考えだ。
私が行っているのは、DAB(ドライエージング)で
骨付きの肉を乾燥熟成させる方法だ。
現在、自分ところの冷蔵庫と他所様の冷蔵庫をお借りして
実験的に進めている最中である。
どちらの冷蔵庫で熟成をかけても一長一短で
失敗と成功の繰り返しだ。
おそらくだが、DABに向く肉とそうでない肉が
あるように思う。
このあたりの見極めも結構重要だったりする。
A4でもA5でも熟成には問題なという方もいるが、
私の経験では、できる限りサシは少ないほうがうまくいくケースが多い。
サシだらけの肉をDABにしても
柔らかくなりすぎて肉の味がしなくなる。
写真の上段は、DAB10日目
中段は、40日目でそろそろ仕上がる頃だ。
マスク越しでも、熟成香が確認できた。
ここまでは予定通りに進んでいるのだが
最終的においしくなければ売り物にはならない。
結局、いくら手間暇かけたところで
おいしくなければ評価されないということだ。
特にDABは焼き方にコツがある。
焼肉のように短時間で焼きあげるのではなく
弱火でじっくり40分ぐらいローストすると
熟成肉の旨さが最大限に引き出される。
手間暇かけた熟成肉はハレの日の牛肉として
位置づけたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆近江牛の販売【近江牛ドットコム】
◆ホルモンの販売【ホルモンドットコム】
◆近江牛業務用卸
◆業務用焼肉のたれ
バックナンバー
<<前月 | 翌月>> |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
| |
|
- IT・情報・コミュニケーション(159)
- グルメ・取り寄せ(197)
- 生産・仕入れ(13)
- 新着イベント・ニュース(99)
- 家族・交友(13)
- 趣味・ゲーム(5)
- 新着商品・サービス(23)
- 旅行・レジャー(5)
- 音楽・演劇(8)
- 地球環境(5)
- 広報・宣伝(7)
- 顧客サービス(5)
- 組織・人事(4)
- 読書・雑誌(29)
- 夢・経営理念(8)
- 営業・販売(3)
- 愛車・愛用品(5)
- 商品・デザイン(18)
- 牛コンテンツ(109)
- 牛コンテンツ2(18)
- 社会貢献(1)
- 健康管理・美容(2)
- 映画・TV(9)
- 近江牛を知る(1)
- 肉牛の品種を知る(2)
- ホルモンを知る(3)
- 熟成肉(12)
- 牛肉の部位を知る(11)
- 牛肉の格付けを知る(2)