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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2011年08月16日(火)更新
安全vs価格
先月末に開催された滋賀B級バトルは12万人という集客だったとか。
滋賀県では初のB級グルメのイベントだったので大盛況のようだった。
私は初日に参加してのだが、朝9時の開催と同時にいきなりすごい人だった。
写真は、近江牛ホルモンを練りこんだソーセージのお店。
下処理が良いのかホルモン特有のにおいもなく、
コリコリとした食感が楽しめておいしかった!
さて、B級グルメとは、
価格も 庶民的で気軽に手が届き、かつ、味も楽しめるものである。
格安の値段で一流の味を提供し、なおかつお買い得である料理のことを言うのだそうだ。
なるほど、写真のソーセージなんかは
高級レストランの一品としても十分通用すると思うので
まさしく、B級の名にふさわしい料理だと言える。
先日、とある市場へ行ってきた。
なにがすごいかって、肉屋が5店舗もあるんです。
もしかしたら私が見落としていただけでもっとあったかも知れません。
隣が肉屋なんて、私なんて気が弱いので
想像しただけでゾッとする。
5店舗のうち1店舗は小売というより業務用に特化していて
2店舗は老舗の肉屋、1店舗は安売り店、1店舗は揚げ物に力を入れてる感じだった。
それぞれに競合しないように住み分けしているようだが、
どの店も私がいた時間帯(13時~16時)は暇そうにしていた。
唯一、安売りの店だけがたえずお客さんが入っている状態で
店先にはたれやスープが山積みにされていたり、ショーケースには
ソーセージやハムが溢れるぐらいに積み上げられていた。
豚肉、鳥肉は専門外なので分からないが
たぶん安いんだと思う。
牛肉は、とにかく安かった。
だけど、個体番号の表示もなければ産地表示もない。
国産とだけ表示はあるが、お客さんは不安じゃないんだろうかと思った。
とにかく安ければいい、
お客さんはもちろんだが、店内からもそんな空気がビンビン伝わる。
赤いシールが貼ってあるパックの肉に群がっているお客さんをみて
いろいろと考えさせられた。
一方、このお盆はどこの店も2~3割減で昨対を大きく下回ったと聞く。
そんな苦境の中、当店はおかげさまで例年並みの忙しさで締めくくることができた。
県外から安全な牛肉を求めて来店されたお客さんや
関東方面からの需要も多かった。
フードアクション・ニッポンアワードで
当店の取り組みを知ったお客さんもたくさん来店された。
なにをもって安全とするのか?
証明書や検査書はないよりはあったほうがいい。
けど、細く長く続ける取り組みに勝るものはないと思う。
これだけ安全性が騒がれても
無意味な安売りに群がる客がいることも事実。
わざわざ、安全な牛肉を探し求めて当店を選んでくださる
お客さんがいることも事実。
苦しくてもブレない取り組みが明日に繋がる
そんなことを思うお盆最終日だった。
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