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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2011年05月11日(水)更新
究極のカレーを目指して
前々から気になっていたカレーの専門店がある。
住宅街にあるその店は、自宅兼店舗で両隣りは普通の戸建てだ。
私がその店の前を通るのは月に2回程度、
しかも中途半端な午前11時頃なので、流行ってるのかどうかも分からない。
しかし、いくら自宅兼とはいえ、相当味に自信がなければ
条件的には厳しいと思う。
そんな場所に店舗がある。
しかも、いままでの経験から
こういうパターンでとびっきりおいしい店に出くわしたことがない。
もちろん、マズくはないのだが
やいやい言うほどでもない、とうのがいままでの経験だ。
そして昨日、たまたま通りかかった12時すぎ、
ちょうど昼時ということもあり、思いきって入ってみた。
ご夫婦でやっているらしく
奥さんらしき人がオーダーをとりにきた。
狭い店内は、厨房も丸見えである。
奥さんらしき人に一番自身のあるカレーをお願いします。
と注文したら、写真のカレーがでてきた。
スプーンでたまゴを割ると、中から色づいたご飯が出てきた。
ルーと一緒にスプーンですくって口に入れると、
一瞬にしてただのカレーじゃないと気づいた。
これはうまい!
厨房のご主人、もうちょっと愛想があったらもっとうまいのに、
と余計なことを考えながら、一気に食べてしまった。
もう一杯食べようかと悩んだが、次回の楽しみにとっておくことにした。
ところで、カレーといえばどうしても忘れられないことがある。
もう何年も前のことだが、ある男性から1本の電話がかかってきた。
その男性は、究極のカレーを作りたいとのことで
和牛のスネ肉を探し回っているとのこと。
しかし、思い通りの肉が見つからず、
最終的に県の畜産課に問い合わせして私にたどりついたというわけだ。
なぜ、近江牛だったのかは
そのとき聞いた覚えがあるのだが忘れてしまった。
畜産課で対応した職員が
なぜ私に聞くようにと言ったのかも不明だ。
男性に話を聞いてみると、こういうことだった。
山梨県の八ヶ岳にカレー作りの達人がいるので弟子入りをお願いしたところ、
和牛のチマキ(スネ肉)で最高のものを用意することができれば、考えてもよいと言われたとのこと。
その男性は、私より年上で、当時40歳はとうに超えていたように記憶している。
しかも、会社経営者で、月に10日程度、弟子入り志願のため八ヶ岳を訪問しているとのことだった。
最終目的は、カレーショップをやりたいとのことだったが
達人が高齢のためあせっていたのかも知れない。
なかなか快い返事をもらえなく、通って1年目でようやく達人が根負けしたのか
和牛のスネ肉を用意できれば考えてもよいと言われたそうだ。
しかし、達人が気にいらなかったらそれまでの話とのこと。
達人の心の内は分からないが、私も商売なので近江牛のスネ肉を30kgほど
八ヶ岳の店に発送した。
別に特別なものではなく、常に在庫している近江牛のスネ肉を送った。
現地で男性が受け取るとのことで代引きで発送した。
それから1ヵ月以上たってもその男性から連絡はなかった。
キツネにつままれたような話だがここからが長い。
さて、これから出かけるので
続きは明日書くことに。
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