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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2011年04月10日(日)更新
業務用のお問い合わせに追われる日々
クラシタ(カタロース)という部位ですが、骨を抜いて前バラと切り分けたときに
サシの入り具合によってテンションが上がったりするわけです。
さて、新年度になり業務用の問い合わせが増えてきた。
増えてきただけで取引に結びつくことは極めて少ない(^^;
いきなり見積りだとか、安けりゃなんでも良いみたいな方は
当然ながら即座にお断りするのだが、偽装された肉をつかまされたので
新しい仕入れ先を探している、という方もいたりする。
トレーサビリティ法が確立していても
買い手が安さだけを求めれば産地偽装はなくならないだろう。
うちの場合は、商品ウンヌンよりも、想いの部分で共有できることがあれば
何度も電話やメールをやり取りして取引に繋がったりする。
ところが、やっかいなのが紹介だ。
もちろんありがたいことなのだが、
数年前にこんなことがった。
うちのお客さんが行きつけの焼肉屋で、
「サカエヤ」の自慢話をするらしいのです。
行くたびにサカエヤ自慢をされれば、義理でも1度は行ってみたろかと
思うのが人情、そこまで言うならと、焼肉屋のご主人がやってきた。
ホルモンと牛肉を買って帰り、3日後に再びやってきた。
仕入れさせてくれないかという話だ。
取引となると業務用価格になるわけだし、数量的なものや現在使っている商品も
見せていただいたほうが商品提案もしやすい。
その後、2~3度店舗に来たのだが、
来るたびに一度店に来て現在使っている肉やホルモンを見てほしいという。
気乗りしなかったのだがあまりにも熱心なので
休みの日を利用して訪問することにした。
結構狭い店内は物が散乱していて、床を歩くたびにネチャッという油の音がする。
なんかそこらじゅうが煙の汚れでベトベトしていて居心地がわるい。
テーブルもベトベトで肘でもつこうものなら
洋服ごとテーブルにもっていかれそうな粘着力だった。
しばらくすると、気を利かしてくれなくていいのに
ご主人がお茶をだしてくれた。
商談中、2回ほどお茶を飲むように促されたが
私には勇気がなかった。
とまぁ、こんな感じの営業というか、商談というか、
それこそ10数年前まではよくあったことなのだが、
インターネットの普及とともに、こちらから探さなくても探してくれるので
しっかりと情報発信していれば赤い糸で結ばれることもある。
商売は変化対応業なので、基本を守りつつ時代の流れに
ゆっくりでもマイペースでついていかなければならない。
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