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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2011年03月21日(月)更新
牛肉は重なり合った部分は変色するものなのだ。
肉屋の友人から電話がかかってきた。
こいつから電話がかかるとろくなことがない。
どうしたのかと聞くと、
お客さんからのクレームでどう対処していいのか分からないとのこと。
内容は、ギフトで貰った牛肉が黒ずんでいるが
食べても大丈夫なのか?
というものだ。
こんなのはクレームとはいわない。
ちゃんと説明していないからだ。
もちろん、最初から変色した牛肉を販売したのなら話しは別だが。
以前にこんな記事を書いてるので参考にしていただきたい。
>> 切りたての新鮮な肉は暗赤色
うちの場合は、写真のような形で盛り付けてガス包装するのだが
やはり、肉が重なっている部分は変色する可能性が高い。
霜降り肉はまだマシだが、赤身系は変色するものと思ったほうが良い。
とくに水分の多い肉は間違いなく変色する。
“変色”というと古い肉のように思われそうだが、
そうではなく、空気に触れていない重なり合った部分は
還元型肉色素といい、内部の酸素が少ない部分におこる現象なのです。
ではどのようにして消費者に理解を求めるのか、
ということだが、店頭販売はポップの活用や口頭で説明できる。
ネット通販の場合は、説明書のようなものを1枚入れればいいのだが
悲しいかな消費者は読んでくれない。
読む前に電話がかかってくることが多く、これはページに書いてあろうが
発送メールに書こうが読んでくれないものと思ったほうがいい。
もちろん、なにも書かないよりは書いたほうがいいのだが、
書いてあることを前提に話しをすすめると「そんなん知らんがな!」と
逆ギレされる場合もある。
対処法としては、基本はページにしっかり明記すること。
そして同梱物として説明書きを添えることだ。
写真は、百貨店などの精肉売り場で見かけた方も多いと思うが、
スライス肉を1枚づつ食品シートに包んだものだ。
手間がかかるが変色はさけられる。
うちの冷蔵庫で実験したが、5日間は赤身でも変色しなかった。
6日目から少しだが変色の兆しが見えはじめた。
なぜ変色しないのか不思議だ。
あとは仕入れの段階で、色浅く水分の少ない牛肉を選ぶことだ。
スーパーあたりの色鮮やかな肉色に慣れてしまっている方には
何を言っても通じないかも知れないが、
最終的には、店の信用力だと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆近江牛の販売【近江牛ドットコム】
◆ホルモンの販売【ホルモンドットコム】
◆近江牛業務用卸
◆業務用焼肉のたれ
こいつから電話がかかるとろくなことがない。
どうしたのかと聞くと、
お客さんからのクレームでどう対処していいのか分からないとのこと。
内容は、ギフトで貰った牛肉が黒ずんでいるが
食べても大丈夫なのか?
というものだ。
こんなのはクレームとはいわない。
ちゃんと説明していないからだ。
もちろん、最初から変色した牛肉を販売したのなら話しは別だが。
以前にこんな記事を書いてるので参考にしていただきたい。
>> 切りたての新鮮な肉は暗赤色
うちの場合は、写真のような形で盛り付けてガス包装するのだが
やはり、肉が重なっている部分は変色する可能性が高い。
霜降り肉はまだマシだが、赤身系は変色するものと思ったほうが良い。
とくに水分の多い肉は間違いなく変色する。
“変色”というと古い肉のように思われそうだが、
そうではなく、空気に触れていない重なり合った部分は
還元型肉色素といい、内部の酸素が少ない部分におこる現象なのです。
ではどのようにして消費者に理解を求めるのか、
ということだが、店頭販売はポップの活用や口頭で説明できる。
ネット通販の場合は、説明書のようなものを1枚入れればいいのだが
悲しいかな消費者は読んでくれない。
読む前に電話がかかってくることが多く、これはページに書いてあろうが
発送メールに書こうが読んでくれないものと思ったほうがいい。
もちろん、なにも書かないよりは書いたほうがいいのだが、
書いてあることを前提に話しをすすめると「そんなん知らんがな!」と
逆ギレされる場合もある。
対処法としては、基本はページにしっかり明記すること。
そして同梱物として説明書きを添えることだ。
写真は、百貨店などの精肉売り場で見かけた方も多いと思うが、
スライス肉を1枚づつ食品シートに包んだものだ。
手間がかかるが変色はさけられる。
うちの冷蔵庫で実験したが、5日間は赤身でも変色しなかった。
6日目から少しだが変色の兆しが見えはじめた。
なぜ変色しないのか不思議だ。
あとは仕入れの段階で、色浅く水分の少ない牛肉を選ぶことだ。
スーパーあたりの色鮮やかな肉色に慣れてしまっている方には
何を言っても通じないかも知れないが、
最終的には、店の信用力だと思う。
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◆近江牛の販売【近江牛ドットコム】
◆ホルモンの販売【ホルモンドットコム】
◆近江牛業務用卸
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