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2010年04月12日(月)更新

越前からの贈り物

連日、外食が続いている。
一昨日、昨日と宴席にて、たまたま隣に座った方が両日ともに
好き嫌いが多い方で、あれダメ、これダメ、魚ダメ、野菜ダメ・・・
肉はOKだというが、この両日ともに肉が一切でなかった。

おかげで、好き嫌いのない私の取り分が増えたのだが、
じつは、20歳ぐらいまでは魚を食べた記憶がない。
もしかしたら食べていたのかも知れないが・・・

いや、やっぱり思い出せない。

滋賀は海がないからいまのように新鮮な魚が手にはいらなかったことも
理由の1つかもしれない。
川魚は小骨が多いのでいまも苦手だ。

魚の旨さを知ったのは、いつごろからだったか・・
たぶん、酒を嗜むようになってからだ。

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横山さんからたくさんの魚をいただいた。
いつもは肉々しい食卓がギョロ目の魚たちで賑わった。
こうなると酒選びも楽しい。

食前酒に用意したのは、青短の柚子酒。
口当たりが良く、フレッシュな瑞々しさに一気に飲み干してしまう。

次に用意したのは、福井からの贈り物ということなので
加藤酒造の“梵”を合わせてみた。
白身の魚にはワインよりも日本酒がおいしい。

おいしい魚においしいお酒。

横山さんや奥様、奈保子さんはまじい専務の顔を思い出しながらの一杯は
最高で、気がつけばいつの間にか夢の中だった。

おおきに!