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2010年03月26日(金)更新

イカナゴの釘煮と獺祭

いかなごくぎ煮

今月はじめに明石の友人から「いかなごの釘煮」をいただいた。
そのときの記事(→クリック

今回、少し大きくなったイカナゴをふたたび送っていただいた。
釘煮に使うのは、イカナゴの幼魚で体長3~4cmほどの
シンコ(新子・生後数ヶ月の当歳魚)だそうです。

前回のものより1~2cm程度大きくなった感じがする。
計ったわけではないのでアバウトですが。。。

そういえば、大きな勘違いをしていまして、
「釘煮」というぐらいだから、イカナゴを煮るときに醤油や砂糖のほかに
釘も入れて煮るのだと思っていました。

事実は、イカナゴの炊きあがった姿が『折れ曲がった古くてさびた釘』に
似ているところから名付けられたそうです。

さて、少し大きくなったイカナゴの味は、魚を主張しだしているような、
しっかりとした味に仕上がっていました。

同じ味付けだとしたら、魚の成長で味が変わるのはじつにおもしろい。
最初にいただいた小さめのイカナゴは、アツアツのごはんにピッタリで、
少し大きめのイカナゴには日本酒がよく合った。

イカナゴのために酒屋で酒選びする楽しさは格別で、
獺祭の発泡にごり酒を選んだ。

ボケて瓶をふってしまいえらいことになってしまったが、
ちょっとした日常でも目先を変えると結構楽しめる。
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