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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2010年12月15日(水)更新
お肉で終わりお肉で始まる年末年始

さぁ、12月も残すところあと半月
当店の冷蔵庫は、まさに牛だらけの状態で
年末年始に販売する枝肉でギュギュウ詰めです。
あ、シャレやないですよ。
昨日は近江牛のセリでした。
通常のセリとは異なり、
「おうみ和牛繁殖協議会」主催のセリということで
滋賀県生まれの滋賀県育ちという純血近江牛たちが勢揃い。
なんのこっちゃ?
って感じですが、つまりはこういうことです。
近江牛の大半は、宮崎や鹿児島などの子牛市場で
繁殖農家が出荷した子牛を買ってきて、
滋賀で約20ヶ月育てて食肉市場へ出荷します。
出荷後は、と畜され枝肉となり
問屋が購買したりセリにかけられたりするわけなのですが、
今回のセリは、自分家(ち)で雌牛を持ち、
優秀な種雄牛の精液を購入して人工授精し、
産まれた子牛を28~32ヶ月育てて食肉市場へ出荷するという
繁殖から肥育までを行う生産農家さんだけのセリなのです。
つまりは、生まれも育ちも滋賀県ということです。
元々は、近江牛も松阪牛も素牛は但馬牛だったのですが、
昭和40年代、地域の農協による素牛の購入が増えはじめ、
九州産素牛が導入されるようになったのです。
ちなみに、滋賀県の特徴としては、専業の肥育農家が多く、
また、この当時から経済連の預託事業が盛んになり、
農家は牛を買いにいかずにすむという時代に変わっていきました。
とはいっても、こだわり派の農家(松井、橋場、澤井牧場など)は
各地の子牛市場まで出向いて買い付けるということを行っています。
これらを肥育農家と言い、いまも但馬の血統にこだわって繁殖と
肥育を一貫して行っている農家を繁殖一貫農家と呼びます。
どちらが良いというものではなく、好みの問題ではあるが
明日から毎日のように、但馬系や九州系の近江牛が入荷します。
年末年始までちょうど2週間、ほどよく熟成されて一番おいしくなる頃に
みなさまの食卓へお届けいたします。
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