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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2010年10月20日(水)更新
「やりたいこと」と「得意」なこと
弊社には学生アルバイトが男女合わせて10名ほど在籍するが
3回生の子たちから就活の相談を受けることも少なくない。
「やりたいこと」を仕事にできればいいが、
現実はむつかしい。
では、「得意なこと」を仕事にできるかと言うと
これもむつかしい。
歌が得意だからといって、そうそう歌手になれるはずもなく
サッカーが得意だからといってプロになるには厳しい現実がある。
かと言って諦めるのではなく、目指す努力は
いつか報われるのかも知れないし、報われなかっても
その努力は違う世界で花開くことが往々にしてある。
ちなみに私はプロレスラーになりたかった。
では、久しぶりに酒井さんの質問に答えてみたいと思う。
〈質問〉-------------------------------------------------------------
経営者のみなさんはご自身の「やりたいこと」と「得意なこと」の
どちらをお仕事にされているのでしょうか?
(明治大学商学部 酒井宏和さん)
---------------------------------------------------------------------
「やりたいこと」は、もっともっと肉に詳しくなりたいかな。
そして、私が理想としている精肉店をやりたい。ホントやりたい。
でも、現実は、私の理想を追い求めると、
流行らない店になる可能性がある。
いや、いまやれば間違いなく流行らないと確信できる。
まだ時代がそこまできていない(と、カッコよく言っておく)
つまりは、こだわりすぎて一般向きではないということです。
これでは「やりたい」ことが実現しても生活ができない。
ちょっと例えてみると、
ダウンタウンの松本の笑いは120~130キロのスピードだから
一般受けしておもしろい。
松本が本当にやりたい笑い、すなわち全力で投げた160キロは
松本の世界観であり、だれも笑わないと思う。
もちろん一部の人には受けるだろうが、それではテレビではやっていけない。
とまぁ、こんな感じかな。
「得意なこと」は牛肉についての知識であり技術であり、
それを広く語れること。(まだまだですが)
実は人前で話すことがすごく苦手です。
でも、月に1~2回講演をしたり、来週は大阪大学で講義もします。
話すのが苦手なのになぜ?
言うてることとやってることが違うやん?!
と思われるでしょうが、牛肉の話が人前で堂々と
しかも自慢たらしくできるからです。
で、結論ですが私の場合、「やりたい」ことも「得意なこと」も
両方とも仕事にしている、ということになります。
社会人となっても、そうそう自分の思い通りのところに就職できるとは
限りません。実力もあるし、運もあるかも知れません。
でも、せっかく縁があって就職した会社です。
まずその職場で、好きなことを見つけることが最初にやるべき課題だと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美味なる世界!
天然粗飼料で育てた近江牛
生産者限定近江牛販売中!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆近江牛の販売【近江牛ドットコム】
◆ホルモンの販売【ホルモンドットコム】
◆近江牛業務用卸
3回生の子たちから就活の相談を受けることも少なくない。
「やりたいこと」を仕事にできればいいが、
現実はむつかしい。
では、「得意なこと」を仕事にできるかと言うと
これもむつかしい。
歌が得意だからといって、そうそう歌手になれるはずもなく
サッカーが得意だからといってプロになるには厳しい現実がある。
かと言って諦めるのではなく、目指す努力は
いつか報われるのかも知れないし、報われなかっても
その努力は違う世界で花開くことが往々にしてある。
ちなみに私はプロレスラーになりたかった。
では、久しぶりに酒井さんの質問に答えてみたいと思う。
〈質問〉-------------------------------------------------------------
経営者のみなさんはご自身の「やりたいこと」と「得意なこと」の
どちらをお仕事にされているのでしょうか?
(明治大学商学部 酒井宏和さん)
---------------------------------------------------------------------
「やりたいこと」は、もっともっと肉に詳しくなりたいかな。
そして、私が理想としている精肉店をやりたい。ホントやりたい。
でも、現実は、私の理想を追い求めると、
流行らない店になる可能性がある。
いや、いまやれば間違いなく流行らないと確信できる。
まだ時代がそこまできていない(と、カッコよく言っておく)
つまりは、こだわりすぎて一般向きではないということです。
これでは「やりたい」ことが実現しても生活ができない。
ちょっと例えてみると、
ダウンタウンの松本の笑いは120~130キロのスピードだから
一般受けしておもしろい。
松本が本当にやりたい笑い、すなわち全力で投げた160キロは
松本の世界観であり、だれも笑わないと思う。
もちろん一部の人には受けるだろうが、それではテレビではやっていけない。
とまぁ、こんな感じかな。
「得意なこと」は牛肉についての知識であり技術であり、
それを広く語れること。(まだまだですが)
実は人前で話すことがすごく苦手です。
でも、月に1~2回講演をしたり、来週は大阪大学で講義もします。
話すのが苦手なのになぜ?
言うてることとやってることが違うやん?!
と思われるでしょうが、牛肉の話が人前で堂々と
しかも自慢たらしくできるからです。
で、結論ですが私の場合、「やりたい」ことも「得意なこと」も
両方とも仕事にしている、ということになります。
社会人となっても、そうそう自分の思い通りのところに就職できるとは
限りません。実力もあるし、運もあるかも知れません。
でも、せっかく縁があって就職した会社です。
まずその職場で、好きなことを見つけることが最初にやるべき課題だと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美味なる世界!
天然粗飼料で育てた近江牛
生産者限定近江牛販売中!
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◆近江牛業務用卸
2010年10月20日(水)更新
価格競争に業界で利益を伸ばすには
前回からの続き(→クリック!)
安い価格(薄利すぎるという意味)で商談を成立させてしまえば
手間ばかりとられ、そのうち社員のやる気が失せる。
経費や生産コストの削減には限界があるが
一旦、取引がはじまってしまえば安易に値上げができないのが現実。
取引したいがために安価で応じてしまい、そのうち機会をみて値上げすればいいや、
なんて考えでいると、いつのまにか価格競争に巻き込まれてしまっている。
なんてことになりかねない。
しかも、大量販売のシステムに乗ろうものなら大変な目に合う。
このあたりについては後日じっくり書きたいと思う。
そもそもブランドというのは、競争市場でも差別化できるから
それなりの価格で商売ができ、戦略として成り立つのである。
近江牛ブランドを安価で提案すれば、問屋としては新規取引も増え、
飲食店など使う側は安く仕入れられる。
しかし、生産するもの、流通するもの、販売するもの
すべての人がそれで幸せになれるとはとうてい思えない。
なによりも「価格」でブランドの信用を落としていることは明確であり、
もう少しプライドをもった価格で流通させてこそブランドの信頼度が
高まるというものだ。
価格競争が激化する中、利益を上げるには、
こうしたブランド戦略を業界全体で統一する必要があるのではないだろうか。
もっと言うならば「価格」の協定があってもいいと思う。
ブランド牛の安売りは、しいては偽装に繋がりかねない。
最終的には「個」の想いや理念、信念に任せるしかないのだが。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本ドキュメンタリー動画祭に出品中
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆近江牛の販売【近江牛ドットコム】
◆ホルモンの販売【ホルモンドットコム】
◆近江牛業務用卸
◆業務用焼肉のたれ
安い価格(薄利すぎるという意味)で商談を成立させてしまえば
手間ばかりとられ、そのうち社員のやる気が失せる。
経費や生産コストの削減には限界があるが
一旦、取引がはじまってしまえば安易に値上げができないのが現実。
取引したいがために安価で応じてしまい、そのうち機会をみて値上げすればいいや、
なんて考えでいると、いつのまにか価格競争に巻き込まれてしまっている。
なんてことになりかねない。
しかも、大量販売のシステムに乗ろうものなら大変な目に合う。
このあたりについては後日じっくり書きたいと思う。
そもそもブランドというのは、競争市場でも差別化できるから
それなりの価格で商売ができ、戦略として成り立つのである。
近江牛ブランドを安価で提案すれば、問屋としては新規取引も増え、
飲食店など使う側は安く仕入れられる。
しかし、生産するもの、流通するもの、販売するもの
すべての人がそれで幸せになれるとはとうてい思えない。
なによりも「価格」でブランドの信用を落としていることは明確であり、
もう少しプライドをもった価格で流通させてこそブランドの信頼度が
高まるというものだ。
価格競争が激化する中、利益を上げるには、
こうしたブランド戦略を業界全体で統一する必要があるのではないだろうか。
もっと言うならば「価格」の協定があってもいいと思う。
ブランド牛の安売りは、しいては偽装に繋がりかねない。
最終的には「個」の想いや理念、信念に任せるしかないのだが。
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