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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2010年10月19日(火)更新
適正価格とは三方よしの心得なり
前回からの続き・・・(→クリック!)
私が考える「適正価格」とは、
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適正価格とは、生産者、流通者、販売者がその商品を
扱うことで生活ができその商品を販売することで意欲が
沸く価格のことを言う。
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テーブルを囲んで緊張が走る中、まず口を開いたのは
責任者でもあり、すべての決定権を握っている役員の方だった。
内容はこうだ!
近江牛のなかでも認定近江牛に限定してほしい。
現在取引している業者は、認定近江牛を納品してくれているし
お客からの評判も良い。
以前より取引しているA社の納品価格は・・・円で
後発のB社は、少し安くて・・・円です。
おたくはさらに後発なので少し値段も考えてもらわないといけない。
品質に関しては、味より認定近江牛であれば良い。
と、こんな感じだった。
まず驚いたのは、知識のなさに加えて、品質よりも認定近江牛という
冠を優先に考えていることだ。
まぁ、認定近江牛とはなんなのか?
それさえも知らずに話している感じではあったが。
そして価格だが、現在の納入価格を聞いてその安さに驚いた。
どうしたらそんなに安く納品できるのか不思議だ。
そこからさらに安くしろと言うのだから恐ろしい。
役員さんの話はさらに続いた。
納入業者が1社独占はぜったいダメ。
それぞれが競争して少しでも安く仕入れることが商売の常である。
私が提示した条件に見合うなら、取引大歓迎です、、、と。
もちろん取引大歓迎はうれしいことですし、
企業としての考えはいろいろですから、それはそれでいいのですが、
近江牛ブランドが確立しきれない原因がこのあたりにあるのではないかと
考えさせられた。
どんなに設備が整おうが、どんなに組合などが一生懸命になろうが、
卸業者やそれを受け入れる企業側の姿勢が、10年前と何も変わっていない。
続く・・・
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日本ドキュメンタリー動画祭に出品中
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