ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2011年06月02日(木)更新
カズに学べ
機内で読もうと「ナンバー」という雑誌を買った。
カズに学べという特集が組まれていた。
カズとは、もちろん44歳で現役のフィールドプレイヤー
サッカーの三浦和良選手だ。
チャリティーマッチでの国民的ゴールは記憶に新しい。
カズがサッカーを続けられているひとつの理由は、
毎日毎日まだ新しい発見があるからだと言う。
そして、腐っても不思議でない状況が少なからずあったにもかかわらず
「いつも楽しい」と言う。
トップチームから外されても、
高校を出たばかりの若手と練習することになったときも
シーズンが終わるまでコツコツとやろうと思って走っていた。
そうやって、コツコツとやっていれば、
必ずどこかでチャンスが来るんじゃないかと思っていたら
横浜FCからオファーがきて移籍することになった。
サッカーファン、カズファンならだれでも知ってることだが、
言うのは簡単、でも、なかなかできることじゃない。
どんな商売でもそうだが、流されずに足元をしっかり見据えて
コツコツ真面目にやっていれば、必ずチャンスは来ると思う。
目先の売り上げに走ったり、他社を意識しすぎたり、
お客さんのことを考えすぎてもよくない。
写真は、久米繊維工業さんの「日本酒限定Tシャツ」です。
毎回購入しているのですが、コンセプトがすばらしい。
ひとつとして同じものの無い
唯一無二の香りや風味を醸し続けて来た酒蔵に
深い敬意を込めて、
蔵人達の想いが込められたラベルで
Tシャツを彩りました。
この国の未来を思い、
資源を無駄にしない工夫で丁寧に縫いあげた
Tシャツが語る蔵の物語をお楽しみいただければ幸いです。
Tシャツ1つでこれだけすばらしく幅のある取り組みができるとは恐れ入りました。
そう考えると、ただか牛肉ですが、切り口を変えれば
まだまだ可能性が広がるんやないかと、そんな気にさせてくれます。
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2011年05月13日(金)更新
究極のカレーを目指して~八ヶ岳のヴィラ・アフガン~
昨日の続き
八ヶ岳のカレー屋に着いた。
カレー屋というよりロッジ風の建物で「ヴィラアフガン」という名前だった。
達人は、ミッキーカーチスそっくりで、体調が良くないとのことだった。
ヴィラアフガンはいまもすごく流行っているようだが、
ブログなんかで調べてみると店主の顔が違う。
どうやら店をだれかに譲ったようだ。
訪れた人のブログから推測すると
たぶん、私が知ってるヴィラアフガンの味じゃないのかも知れない。
さて、話を戻そう。
到着後、さっそくカレーをご馳走になりながら
達人のこだわりを伺った。
また長くなるので内容は省くとして、
カレーは普通においしかった。
ただ、みんながやいやい言うほどでもなかった。
なんか拍子抜けした感じで店を後にし、
有賀さんの勝沼醸造へ向かった。
ご覧のようになんとも素敵な会社だった。
建物の裏は畑になっていたのを覚えている。
この時点で夕方近くなっていたのだが
なぜか、またカレーが食べたくなった。
ふたたびヴィラアフガンへ行くのだが
まったく同じカレーを食べたのに、今度はものすごくうまく感じた。
廣瀬さんが「ほらね」という顔をしていた。
もう1杯食べられそうだったが時間も時間なので帰ることにした。
さて、山梨を後にして滋賀に着いたのは深夜だった。
しばらくは廣瀬さんから連絡はなかったのだが、
1ヶ月だったか、2ヶ月だったか、廣瀬さんから大きな透明容器に入ったカレーが送られてきた。
やっと出来たのか、とわくわくしながら
そのカレーを食べてみた。
すごくおいしかった。
正直、ヴィラアフガンで食べたカレーより
おいしいと思った。
しかし、廣瀬さんは、
まだ完成ではないので商品化できないとのことだった。
達人には、すべての工程を教えてもらったのだが
なにか1つ肝心なことを教えてもらっていないような気がすると言っていた。
その「なにか」を見つけるまでは商品化できないというわけだ。
それから、かなりの月日が流れた。
心配になって電話してみると
体調を崩して入院していたとのことだった。
カレーも一時お休み状態だとのこと。
て言うか、まったくやる気が感じられなくなっていた。
病が気力を奪ったのだろうが
あまりにも、もったいない。
年賀状のやりとりは続いているので
久しぶりに声を聞いてみようかな。
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2011年05月12日(木)更新
究極のカレーを目指して②
昨日のつづきから
忘れかけてたある日のこと、男性から電話がかかってきた。
1ヶ月間連絡がなかったのは、
八ヶ岳に住み着いてカレー作りを教えてもらっていたとのことだった。
ということは、私が送った近江牛のスネ肉が達人のオメガネにかなったいうことだ。
聞くところによると、達人は私の送ったスネ肉を絶賛しており
取引までしたいと言い出しているらしい。
しかし、40過ぎ(もしかすると50過ぎだったかも)の男が
厨房で1ヵ月寝泊まりして教えを請うとはすごい根性だ。
数日がたち、ふたたび男性から電話がかかってきた。
交通費、宿泊費を出すので八ヶ岳に来てほしいと言ってきた。
少し興味があったのと、指定された日がなにも予定がなかったので
行くことにした。
男性とは名古屋駅で待ち合わせをした。
一度、県の畜産課の紹介だと言ってうちの店に来ているので
男性と会うのは2度目だ。
名古屋から長野へ行き、駅から男性が運転する車で
山梨へ向かった。
えらく飛ばすので少し怖かったのと
このおっさん、かなり道慣れしてるなと思った。
1時間ぐらい走っただろうか、宿泊先のホテルに着いた。
すっかり日が落ち、あたりは暗くなりかけだった。
夕飯は連れて行きたいところがあるとのこと。
チェックアウトから30分後にロビーで待ち合わせると
男性の友人が迎えに来た。
友人は、坊主頭のイケメンで有賀と名乗った。
名刺には、勝沼醸造の専務と書かれていた。
有賀さんの車で向かった先は、カフェ ラ トゥーシェという店で
工藤結花さんという素敵なソムリエがいたのを覚えている。
残念ながら整理下手な私は、当時の写真を探してみたが
見当たらなかった。
もしかしたらと、ライブドアブログのファイルを検索すると
なんとあったではないか、当時の写真が。
男性の名前も忘れていたのだが、廣瀬さんと判明した。
有賀さん(左端)も八ヶ岳のカレーを絶賛していた。
1日2回食べるときもあるという。
さて、翌日
ふたたび有賀さんの車に乗せてもらって八ヶ岳へ向かった。
しかし、なぜ私を八ヶ岳へ連れて行きたいのか?
いまさらながら車中で聞いてみたところ、
とにかく、達人のカレーを食べてほしい
たったそれだけの理由だった。
引っ張るようだが長くなりそうなので
またまた明日へつづく
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2011年05月11日(水)更新
究極のカレーを目指して
前々から気になっていたカレーの専門店がある。
住宅街にあるその店は、自宅兼店舗で両隣りは普通の戸建てだ。
私がその店の前を通るのは月に2回程度、
しかも中途半端な午前11時頃なので、流行ってるのかどうかも分からない。
しかし、いくら自宅兼とはいえ、相当味に自信がなければ
条件的には厳しいと思う。
そんな場所に店舗がある。
しかも、いままでの経験から
こういうパターンでとびっきりおいしい店に出くわしたことがない。
もちろん、マズくはないのだが
やいやい言うほどでもない、とうのがいままでの経験だ。
そして昨日、たまたま通りかかった12時すぎ、
ちょうど昼時ということもあり、思いきって入ってみた。
ご夫婦でやっているらしく
奥さんらしき人がオーダーをとりにきた。
狭い店内は、厨房も丸見えである。
奥さんらしき人に一番自身のあるカレーをお願いします。
と注文したら、写真のカレーがでてきた。
スプーンでたまゴを割ると、中から色づいたご飯が出てきた。
ルーと一緒にスプーンですくって口に入れると、
一瞬にしてただのカレーじゃないと気づいた。
これはうまい!
厨房のご主人、もうちょっと愛想があったらもっとうまいのに、
と余計なことを考えながら、一気に食べてしまった。
もう一杯食べようかと悩んだが、次回の楽しみにとっておくことにした。
ところで、カレーといえばどうしても忘れられないことがある。
もう何年も前のことだが、ある男性から1本の電話がかかってきた。
その男性は、究極のカレーを作りたいとのことで
和牛のスネ肉を探し回っているとのこと。
しかし、思い通りの肉が見つからず、
最終的に県の畜産課に問い合わせして私にたどりついたというわけだ。
なぜ、近江牛だったのかは
そのとき聞いた覚えがあるのだが忘れてしまった。
畜産課で対応した職員が
なぜ私に聞くようにと言ったのかも不明だ。
男性に話を聞いてみると、こういうことだった。
山梨県の八ヶ岳にカレー作りの達人がいるので弟子入りをお願いしたところ、
和牛のチマキ(スネ肉)で最高のものを用意することができれば、考えてもよいと言われたとのこと。
その男性は、私より年上で、当時40歳はとうに超えていたように記憶している。
しかも、会社経営者で、月に10日程度、弟子入り志願のため八ヶ岳を訪問しているとのことだった。
最終目的は、カレーショップをやりたいとのことだったが
達人が高齢のためあせっていたのかも知れない。
なかなか快い返事をもらえなく、通って1年目でようやく達人が根負けしたのか
和牛のスネ肉を用意できれば考えてもよいと言われたそうだ。
しかし、達人が気にいらなかったらそれまでの話とのこと。
達人の心の内は分からないが、私も商売なので近江牛のスネ肉を30kgほど
八ヶ岳の店に発送した。
別に特別なものではなく、常に在庫している近江牛のスネ肉を送った。
現地で男性が受け取るとのことで代引きで発送した。
それから1ヵ月以上たってもその男性から連絡はなかった。
キツネにつままれたような話だがここからが長い。
さて、これから出かけるので
続きは明日書くことに。
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2011年05月10日(火)更新
~姫たちの戦国~ 細川忠興と近江牛の歴史
県庁へ行くと浅井三姉妹がお出迎えしてくれる。
大河ドラマはあまり見ないのだが
さすがに「~姫たちの戦国~」は毎回かかさず見ている。
前々回の放送では、内倉憲二演ずる「細川忠興」が登場した。
細川忠興といえば、嫁は明智光秀の娘、細川たま(ガラシャ)だ。
そして、近江牛とも縁があり、1590年、天正18年に秀吉の小田原攻めのとき、
高山右近が蒲生氏郷と細川忠興に牛肉を振る舞ったとされる史実が残っている。
ここから近江牛の歴史がはじまるわけだが、
400年以上も前に牛がと畜され、牛肉になって食べられていたとは想像もできない。
もし、私がその頃に生まれていたとしたら、
やっぱり肉にたずさわる仕事をしていたように思う。
日曜劇場「JIN -仁-」というドラマをご存じだろうか。
「現代の医師が、もし幕末にタイムスリップしたらどうなるか?」
というSFチックなストーリーだが、これがなかなかおもしろい。
時代劇が好きなせいもあり、すぐ自分に置き換えてみたりするのだが、
近江牛といえば、忘れてならないのが味噌漬けにまつわる話だ。
元禄年間より将軍家、御三家へ「養老の秘薬」として近江牛の味噌漬を献上するのが
慣例になっていたといわれている。
歴史をさかのぼると、松阪牛が大正年間、神戸牛が安政6年ということは、
近江牛が日本最古のブランド和牛ということになる。
古けりゃいいと言うものではないが、いまなお重宝されているということは
それだけ長く愛されてきた食べ物であることは間違いない。
1997年に近江牛味噌漬けのサイトを作った。
物語を読ませて売るという、斬新な手法だったのだがまったく売れなかった。
けっこうな力作で歴史好きな方には好評だったのだが
いかんせん、いまのような歴女ブームもなく、結局1年間で2人しか注文がなかった。
近江牛味噌漬け用にと、某メーカーにお願いして
ワインも作った。
恐ろしいロット数だったが、10年かけて消費した。
私が(^^;
いまも数本、当時の思い出にとディスプレーしているが
そのうち、このサイトを復活させたいと思う。
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