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2011年06月14日(火)更新

チアアップ!ニッポン“食”展 無事終了



伊勢丹新宿店で開催されていた
チアアップ!ニッポン“食”展が昨日で無事終了した。
全国から98店舗が出店して賑わった。

北海道なら釧路市物産協会、山口ならふるさと萩食品協同組合といった感じで
団体や個人、野菜ソムリエのブースもあったりと見ているだけでも楽しめると好評だった。

当店は、フード・アクション・ニッポンアワードの
受賞者が集まったプレゼンテーションブースに出店だった。

山形の「つや姫」、タマノイ酢、ニチレイなど
大手企業と一緒だったのでちびりそうだったが、なんとか終わった。

空いた時間に各店を回り、試食させてもらったりして
お土産物の物色がこれまた楽しい。

海のもの、山のもの、フルーツに大好物のスイーツなどなど
どれもこれも目移りするものばかりです。

店内をウロウロ歩きながらお土産選びをしていると
ひときわ大きな声が聞こえてきた。

ケンカでもしているのかと思うほど大きな声だった。

声の主は、佐渡から出店している魚屋のおやじだった。

ケンカしているわけではなく、お客さんに魚の説明をしていたのだ。


このイカの味噌辛は、塩で漬けたもんじゃなく、
佐渡の味噌を使って漬けただけ。

添加物も一切使ってない!

もちろん漬けただけじゃこんな味はしない。
旨みを引き出すために干して水分を飛ばしてやるのさ。

手間はかかるが、味が応えてくれる。

商売として考えればダメだが、オレが仕入れてオレが仕込んで
オレがうまいと思ったものは、自信を持ってお客さんにすすめられるからね。 


こんな感じで商品1つ1つを説明していく。
説明と言うか、ポリシーをぶつけている感じだ。

想いが強いのか、次第にボルテージが上がって
声も大きくなるというもの。

いくつか試食させてもらったが、どれもこれもうまかった。


試食していると、お母ちゃん(たぶん、おやじの嫁だろう)が、

どう、うまいだろう
この人が自分で仕入れてきたものばかりなの。

と、おやじと見つめあう。
おやじは照れてるのか目をそむける。

見ようによっては気持ち悪いが(失礼)、
生産者と加工者、販売者が目の前にいて
こだわりをぶつけられれば、確実に購入の後押しとなる。


初日に木下牧場の若旦那が売り場を担当してくれたのだが、
私が肉の説明をし、最後に若旦那がつぶやく。


「ボクが育てたんです」


たったこれだけで、お客さんは購入していく。


「ボクが育てたんです」

「それを私が捌いてカットしたんです」


結局は、シンプルにみせて安全性を証明することが
いちばん分かりやすく、それが購入に結びつくのだと思う。


むずかしいことや専門的な部分は、
サイトで説明すればいい。


そのためにコンテンツを増やして安心・安全を訴求し
信頼度を高めることが必要だと思う。


今回の催事は、商売的にはまったくダメだったが
それ以上に得るものが大きかった。




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2011年05月29日(日)更新

博多 一幸舎でラーメンを食う


 

「ただいま」と簾をくぐる
一杯一の店で在り続けたい


知人が案内してくれた一幸舎のキャツチコピーだ。
 

遅い時間だったこともあり、営業しているラーメン屋は限られていたのだが
おいしいラーメンが食べたいと告げると、知人が一幸舎に案内してくれた。

台風の影響で雨が降りしきる中、店外まで人があふれている盛況ぶりだった。

夜の街は景気が悪いと聞くが、博多の夜は元気で活力に満ち溢れていた。

肝心のラーメンだが、椅子に座って1分程度ででてきた。
この早さはすばらしい。

ラーメンのうまい、まずいは当然ながらスープをすすって、
麺を食べなければわからないのだが、一瞬でわかる方法がある。

チャーシューだ。

チャーシューのマズい店は、
ラーメンがマズい確立がかなり高い。

回転率の低い店は、チャーシューの鮮度もよくない。
いったいいつカットしたチャーシューやねん、というのもよく見かける。

2日ほど前にカットしたであろう、ひからびたチャーシューや
見るからにパサパサ感満点のチャシューなどなど

肉を扱うプロだからこそなのかも知れないが、
いままでチャーシューがマズくてラーメンがうまい店にでくわしたことがない。

最悪なのが、ハムのようなチャーシューだ。
これは自分ところで作ったものではなく、仕入れたチャーシューが多い。

ときどき、ハムチャーシューを自分で作ったという店主に出くわすことがあるが、
どうやったらそんなマズいチャーシューが作れるのか、ある意味天才なのかも知れない。

さて、一幸舎のラーメンだが、まずチャーシューは問題なく本日切りました感が漂っている。
そして、博多ラーメンの真髄でもある、豚骨スープと細麺。

絡み具合も抜群で、濃厚なスープでありながら、飲み干せるぐらい
あっさりとした食感である。

雨の日に並んでまで食べたい、そんなラーメンだった。








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2011年05月24日(火)更新

CHIMERA(キメラ)でホロホロ鳥を食う



 

京都の祇園下河原のCHIMERA(キメラ)でディナーということで
スーツでも着ていこうかと思ったが、ここ数ヶ月の体重増加によりウエストぴっちぴちのため
あえなくジーンズに変更。

どこのレストランでも2つぐらいのコースが用意されているのだが
価格の違いは、1品多いか素材を変えているかのどちらかだ。

特に高いコースはメインが牛肉で、安いコースは豚か鹿、鴨といったところが多い。

キメラでは、安いコースをお願いしたのだが
メインは、ホロホロ鳥だった。

私の場合、どんなにすばらしい料理が次々に出されても、
メインの牛肉になるとどうしても専門的にみてしまうところがあり、覚めてしまうことがある。

そんなこともあり、メインが牛肉の場合はあえて避けることが多いのだが
キメラのホロホロ鳥は、柔らかくはなかったのだが低温でじっくりローストされており
ガシガシとした歯ごたえがすごくおいしかった。

こういったお店では、価格ではなく、
普段食べることが少ない肉料理が食べられることが楽しみである。
 

 


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2011年04月30日(土)更新

なぜ流行っているのか


鮎を出されると、必ずびわ湖の鮎ですか、と聞いてしまう。

なんかそれだけでテンションがあがってしまうのは郷土愛だろうか。

さて、大阪のとある和食屋さんに行ってきたのだが
なんと今年はすでに予約で埋まっているとのこと。

まだ半年以上もあるというのに。

この店はミシュランにも掲載されていて
予約がとれない超繁盛店だという。

隣に座っていた家族連れは常連さんのようだったが
次の予約をとろうとして断られていた。

しかし、私にはがんばって予約をとるほど価値があるものとは
とうてい思えなかった。

では、なぜこれほどまでに流行っているのか。

・席数が9席程度しかないから。

・CPが良い

・料理がうまい

・ご主人との会話が楽しい

・立地が良い

・・・などなど

すべて正解だと思うのだが、この店よりもっとうまい料理を出す店はあるし
CPが優れた店もあるだろう。

しかし、予約がとれないということはない。

ご主人に、なんでそんなに流行ってるんですか?

と聞いたら「わしが教えてほしいわ」と返された。

結局は、店の方もなんで流行ってるのか分からないのだと思う。

もしかすれば「正解」はないのかも知れない。

駅前の好立地でも繁盛していない店もあるし、素材にこだわっている店でも
まったく流行っていない店もある。

仮に、流行っている店と同じような条件で出店しても
間違いなく流行るかといえば、それこそやってみないとわからない。

私がたまに行く店なんか、めちゃくちゃうまいのに
流行ってなかったりする。

結局、商売に正解などなく、味や接客、居心地、空間なども含めて
すべての要素が混ざり合って繁盛しているのだと思う。 






 

 



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2011年04月25日(月)更新

スペイン産の生ハム原木買っちゃいました!

 

 牛肉は毎日のように食べるが、ハムを食べることはほとんどない。
たまに、レストランなんかでワインと一緒に頼むぐらいだ。


ワインバーやイタリアンレストランに行くと
必ずといっていいほど生ハムの原木をみかける。


シェフの方が切ってくれるのだが
それを固唾を飲んで見守る客を見るのが結構好きだったりする。


プロシュートのカッティングを見ていると、
いつも思うことは、こんなのが自宅にあったら・・・


先週のこと、あるサイトを見ていたら
なんと、生ハムの原木が格安で販売しているではないか。


あまりにも安いので思わず買ってしまった。

 



数日前に届いたのだが、テーブルに置くと結構な存在感だ。


そして、思いのほか世話がかかる。


会社で肉を切り、自宅でハムを切り、
メリハリのない生活になっていきそうだが、



いつでも生ハムが食べられるのはうれしいことだ。

 



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