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2007年10月31日(水)更新

ジンギスカン

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昨日からの頭痛が一向によくならないまま
北海道の旅は続いているのだが
本当になにもないところだ。

コンビニを探すのも大変だが
まず人に出会わない。
たぶん人より牛のほうが多いと思う。

頭痛のせいなのか朝から食欲がない。
しかし体は肉を欲している。

運良く1軒の食堂のメニューにジンギスカンがあったので
期待薄ではあるが頼んでみた。

余談だが、昼時だというのに客はいない。
それどころかカバ顔のご主人は椅子にもたれかかって寝ていた。

突然の来客に驚いたのかカバ店主は調理場へ行かずに
こっちに向かってきた。

完全に寝ぼけている。

しかし、出てきたラム肉は本物だった。
いくら北海道だといっても当たり外れがあるし
こういってはなんだがボクも肉のプロ。
目利きには自信がある。

分厚めにカットされたカタロースを
半ナマで食べてみた。

あぁ~、うまい。
臭みもなく、ほどよい柔らかさに食欲がわいてきた。

これだけ新鮮なラム肉を提供できるということは
回転率が良くないと無理。

今日はたまたま暇だっただけなのか。

カバ店主としばし野球の話をして店を後にした。

2007年10月28日(日)更新

すきやきパーティー

sukiyaki

本日はお客様のU様宅に招かれての
すき焼きパーティー。

昼からなにも食べていないというご主人を尻目に
肉の説明、生産者の紹介など延々と30分。
ご主人の笑顔が消えたところでようやく乾杯。

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まずは肉だけを焼いて素材の良さを味わってもらいます。
セリで落札後、9日間の熟成期間を経て、いまが食べ頃のロース肉に
山びこのように「うまいっ!」の声、声、声・・・

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次に野菜を入れてほどよく煮込みます。
できあがるまでワインを飲みながらの会話がじつに楽しく待ち遠しい。

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ちょうど食べ頃です。
霜降り肉は少し赤身を残したぐらいが胸やけしないんです。

あ~おいしかった。

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近江牛ドットコムは「食」をとおして、「美味しさ」とともに
贅沢な時間と、楽しさ、語らいを提供することを
もっとも大切な使命と考えています。
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2007年10月18日(木)更新

ビジネスホテルにて

大阪での所用のあと、ぐるナビでおいしそうな焼肉屋を見つけたので
今日の夜は焼肉に決定!~♪

北新地をウロウロ、店を探すこと1時間
非常に分かりにくい場所にあるその店にやっとたどり着いたが
店先に出してあったメニュー、価格、肉の産地などを見て入るのをやめた。

バランスがよくない。
申し訳ないが食べなくても想像できてしまう。
おいしくない焼肉を食べるとテンションが下がる。
一種の職業病かも知れない。

気分は焼肉モードなので
焼肉を食べずして帰ることはできない。

けっこう歩き疲れたのとあと1時間ほどで終電と言うこともあり、
目の前にある食道園へ。

tan

まずはタンを頼んでみた。
てっきり豪州産でもでてくるのかと思ったら
見た目が国産っぽい。

でも安心はできない。
豪州産でも上物はサシ(霜降り)がある。

少し赤みが残っている状態でレモン汁をつけて
口のなかに放り込む。

間違いなく国産である。
これは期待できるぞ!と続いてハラミを注文。

そして、ロースにカルビ、テールスープ・・・

すごいぞ、食道園!

hanasaki

極めつけは花咲きカルビ

ひさしぶりにおいしい焼肉の店に出会った。

うまいぞ、食道園!

調子に乗ってごはん大を2杯食べた。

そして終電に乗り遅れた。

2007年10月15日(月)更新

極旨!鰹のタタキ

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高知のお友達から鰹のタタキが届いた。

今が旬の戻り鰹は、低い海水温の影響で脂がのっており
ホントにおいしいです。

藁焼きのため切る際に身崩れしやすいが、これがまた食欲をそそる。

じつは、鰹のタタキはあまり好きじゃなかったのですが
スーパーなんかでついつい買ってしまうんです。
居酒屋でもついついオーダーしてしまうんです。

それは、いつか美味しい鰹のタタキに巡り合うだろうという思いから。

でも、裏切られてばっかり。
パサパサの身、かすかに残る臭い。

そんな思いを知ってか知らぬか・・

井口まりちゃんが送ってくれた戻り鰹はいままで食べたどの鰹よりも
うまい!切ってるときにつまみ食いした1枚に舌がしびれた。

高知といえば鰹のタタキというぐらい有名だが
どの店で買ってもおいしいとは思えない。

それは牛肉でも同じこと。
滋賀県だからといって、どこで買っても近江牛がうまいとは限らない。

水揚げがなくなり次第、突然終了するとのことなので
鰹のタタキ好きは要チェックですぞ~

宣伝でもなんでもなくほんまにうまいです。

この時間に食べ物ネタは書いててもツライ(^^;

2007年10月12日(金)更新

大阪、天満を満喫

大阪のディープな街を探検しようということで天満を1人ぶらぶら・・・
と言いたいところですが、右も左もわからない天満で汗だくで歩く姿は
想像するだけでも心が折れるので、天満スイッチのマキさんにガイドをお願いすることに。

さらに、天満といえばぜったい行ってみたい焼肉屋があるので
1人でメタボるのも心もとなく、の村上さんを誘うことに。

マッスルホルモン

メインの焼肉屋に行く前にまずはマッスルホルモンでウォーミングアップ。
カネのかかっていない店内は6時半だというのにすでに満席状態。

あまり期待はしていなかったのだが
ホルモンの串焼きという斬新さ、コストパフォーマンス、サービス
なによりも素材にこだわっているのがよく分る。
ホルモンの鮮度も申し分なく、流行っている理由に納得。

ネーミング

さらに注目したいのは、我々肉屋が通常は商品として出すことがなく
いわば廃棄している部分を商品化している。
着眼点がすばらしい。

そして、ネーミングにも着目したい。
大阪の天満なのに店名が「神戸マッスルホルモン」
「目立つ」「覚えやすい」「なんで神戸なん?」という奥深いものを感じる。

豚ブヒブヒ、豚ボインは味なんてどうでもいい
とにかく食べて友人知人に言いふらしたい。
そんな奥深いマーケティングまで想像してしまう。

「今日ヒマ?仕事終わったらマッスルでボイン食べへん?」
たぶん、こんなノリでネーミングしたのだと思う。
楽しい空気は自然と客に伝わり、それがクチコミとなり繁盛店となる。

ろうす亭

次に向かった先は「ろうす亭」

ここでの気づきは、
レベルの高い肉は確かにうまいし満足できるが、頻繁には行けない。
値段もそうだが、肉質のクドさが次回の来店を遠ざける。

立地、客層、それらを踏まえたうえでの肉選び
ろうす亭は週1でも通えるお店といえます。

あ~、おいしかった。

ろうす亭を後にして、もう1軒・・・

最終電車に飛び乗り、村上さんのイビキ&寝言をBGMに滋賀へ。
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