ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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まずソウルに着いたら明洞にある全州中央会館でビビンバを食う。
物価が高いのでしばらく行っていないがそろそろいいかな。
焼き方については、まだまだ続くのだが
その前に、今回は、韓国の焼肉考、食べ方について触れておきたい。
題して、「きれいになる焼肉」
肉に下味をもみ込んで、しっかりつけるのが韓国流。
硬い肉も果物たっぷりのタレでもんでもんでもみまくり
味をしみ込ませれば少々硬い肉でも柔らかくなる。
韓国の焼肉は、みんなでワイワイ、楽しく食べるのが基本。
1枚1枚丁寧に焼く日本スタイルとは異なり、1皿を一気に焼いてしまう。
そして、ハサミでチョキチョキ切ってサンチュに包んで食べる、というスタイル。
韓国で焼肉屋へ行ったことがある方はご存じかと思われるが
少ししか注文しなくても、これでもかと言うぐらいの常備菜がテーブル狭しと並ぶ。
キムチに海苔、えごまにナムル・・・
常備菜にはいろんな栄養素が含まれているからバランスがいい。
サンチェに焼けた肉、キムチ、ごはんを包み口の中へ放り込む。
食感がいいからいくらでも食べられる。
ワイワイ、ガヤガヤで新陳代謝にもいい。
さらに、きれいになるにはコラーゲンよ!
ってことで、コムタンスープで喉を潤す。
辛いものが大丈夫ならユッケジャンスープで汗をかくのもよし。
最後は冷麺で締めくくりたい。
酢を入れれば消化を促し、明日の朝はお肌ツルツル
美チャージ完了!
牛心の伊藤社長、さすがに心得ている。
会話を止めて「焼き」に集中する姿はさすがプロ
(京都 北山 焼肉料理屋南山にて)
前回、客が調理するのはお好み屋と焼肉屋ぐらいだと書きましたが
先月の日経МJに「肉屋の正直な食堂」というお店が紹介されていた。
自分で調理する楽しみを味わえ、カウンターで気軽にステーキ
や鍋料理を食べられる定食屋だそうです。
注文のステーキや鍋料理が届いたら、カウンターに埋め込まれた手元
のIHヒーターでお客さんが作るので従業員は調理の必要がなく
「新しく入ったパート従業員も即戦力」
30席が満席になる繁忙時間帯でも
従業員は3人ですむというのが最大のポイント。
運営は(株)八百八町の石井誠二社長
石井誠二社長と言えば、つぼ八の創業者で、以前に読んだワタミの渡邊美樹氏を書いた
「青年社長」に登場していたこともあり名前を覚えていた。
ちなみに現ワタミが有限会社渡美商事として最初にはじめた事業がつぼ八のFCである。
さて、今回は焼き方について考えてみる。
焼肉は「肉を焼く」という簡単作業のように思われがちだが
なかなかどうして、これが奥深い。
ベストな焼き方をご紹介しよう。
まず、片面を赤身が残る状態で軽く焼きます。
ステーキでいうところの「レア」の状態で裏返します。
裏面はしっかりと焼きます。
ステーキでいうところの「ウェルダン」です。
このとき、最初に焼いた面(この時点では表面)に
旨味(肉汁)がじんわりとにじみ出てくるので
この肉汁をこぼさないよう食べていただきたい。
特にモモ系の赤身肉はこの焼き方がじつに旨く
何枚でもパクパクいけてしまう。
最初にじっくり焼いてしまうと、裏返した時点で
大切な旨味(肉汁)が網の下に落ちてしまうので
せっかくの上質の肉も並肉レベルに格下げとなってしまう。
焼肉は、肉の旨味をいかに逃さずに焼くかが最大のポイントである。
いわばおしゃべりに夢中になっている暇などないはずである。
さて、焼肉においていちばんやってはいけない行為
それは、「放置プレイ」です。
網の上に肉を乗せすぎて思った以上に早く肉が焼けてしまい真っ黒焦げに。
そんな経験はございませんか?
食べるスピードより焼けるスピードが早く
焼けた肉は片隅に追いやられ、挙句には「そんな焦げた肉食べたらガンになるで!」
とか言われ、調理場に下げられた焦げた肉をみて、作り手が涙する瞬間でもある。
はやる気持ちを抑え、食べる分だけ焼くよう心がけましょう。
(つづく)
このGWは天候にも恵まれ、まさにBBQ日和。
ビールで軽く口を湿らせ、まずは牛タンでウォーミングアップ。
霜降り系(ロースorカルビ)を2~3枚、塩で食し、次いで赤身系(モモ)を
タレでいただく。最後にホルモン系というパターンが理想だ。
BGMにホルモンのうたを流せば最高に盛り上がる.....ハズ。
いまや日本の食文化ともいえる「焼肉」ですが、BSEの影響で
一時期は減少傾向にあった焼肉店がここ最近増え始めている。
焼肉店で「肉を焼く」という行為だが、見かたを変えれば客が調理を
手伝わされているとも言える。
焼きすぎて真っ黒焦げにしても、店側に比はなくすべて客の責任となる。
「焦げたやないか!」とクレームをつけている客なんかみたこともない。
客が調理を手伝うという行為はお好み屋以外、
他の飲食業では考えられないことだ。
イタリアンで客がパスタを茹でているところを見たことないし、
寿司屋で客が握ることなどあり得ない。
ましてやそば屋で客が蕎麦打ちしている姿など想像すらできない。
じゃー店員が付きっきりで焼いてくれればどうなるのか?
店員にもよるが(^-^)うっとおしくて仕方がない。
ということは、焼肉はただ単に肉を食うというだけではなく
自ら焼くという行為、焼きながら会話を楽しむということが魅力であり
楽しさでもある。
しかしながらせっかくの肉やホルモン
会話に夢中で真っ黒に焦がしてしまっては台無しです。
(つづく)
2008年05月05日(月)更新
焼肉考(3)
まずソウルに着いたら明洞にある全州中央会館でビビンバを食う。
物価が高いのでしばらく行っていないがそろそろいいかな。
焼き方については、まだまだ続くのだが
その前に、今回は、韓国の焼肉考、食べ方について触れておきたい。
題して、「きれいになる焼肉」
肉に下味をもみ込んで、しっかりつけるのが韓国流。
硬い肉も果物たっぷりのタレでもんでもんでもみまくり
味をしみ込ませれば少々硬い肉でも柔らかくなる。
韓国の焼肉は、みんなでワイワイ、楽しく食べるのが基本。
1枚1枚丁寧に焼く日本スタイルとは異なり、1皿を一気に焼いてしまう。
そして、ハサミでチョキチョキ切ってサンチュに包んで食べる、というスタイル。
韓国で焼肉屋へ行ったことがある方はご存じかと思われるが
少ししか注文しなくても、これでもかと言うぐらいの常備菜がテーブル狭しと並ぶ。
キムチに海苔、えごまにナムル・・・
常備菜にはいろんな栄養素が含まれているからバランスがいい。
サンチェに焼けた肉、キムチ、ごはんを包み口の中へ放り込む。
食感がいいからいくらでも食べられる。
ワイワイ、ガヤガヤで新陳代謝にもいい。
さらに、きれいになるにはコラーゲンよ!
ってことで、コムタンスープで喉を潤す。
辛いものが大丈夫ならユッケジャンスープで汗をかくのもよし。
最後は冷麺で締めくくりたい。
酢を入れれば消化を促し、明日の朝はお肌ツルツル
美チャージ完了!
2008年05月04日(日)更新
焼肉考(2)
牛心の伊藤社長、さすがに心得ている。
会話を止めて「焼き」に集中する姿はさすがプロ
(京都 北山 焼肉料理屋南山にて)
前回、客が調理するのはお好み屋と焼肉屋ぐらいだと書きましたが
先月の日経МJに「肉屋の正直な食堂」というお店が紹介されていた。
自分で調理する楽しみを味わえ、カウンターで気軽にステーキ
や鍋料理を食べられる定食屋だそうです。
注文のステーキや鍋料理が届いたら、カウンターに埋め込まれた手元
のIHヒーターでお客さんが作るので従業員は調理の必要がなく
「新しく入ったパート従業員も即戦力」
30席が満席になる繁忙時間帯でも
従業員は3人ですむというのが最大のポイント。
運営は(株)八百八町の石井誠二社長
石井誠二社長と言えば、つぼ八の創業者で、以前に読んだワタミの渡邊美樹氏を書いた
「青年社長」に登場していたこともあり名前を覚えていた。
ちなみに現ワタミが有限会社渡美商事として最初にはじめた事業がつぼ八のFCである。
さて、今回は焼き方について考えてみる。
焼肉は「肉を焼く」という簡単作業のように思われがちだが
なかなかどうして、これが奥深い。
ベストな焼き方をご紹介しよう。
まず、片面を赤身が残る状態で軽く焼きます。
ステーキでいうところの「レア」の状態で裏返します。
裏面はしっかりと焼きます。
ステーキでいうところの「ウェルダン」です。
このとき、最初に焼いた面(この時点では表面)に
旨味(肉汁)がじんわりとにじみ出てくるので
この肉汁をこぼさないよう食べていただきたい。
特にモモ系の赤身肉はこの焼き方がじつに旨く
何枚でもパクパクいけてしまう。
最初にじっくり焼いてしまうと、裏返した時点で
大切な旨味(肉汁)が網の下に落ちてしまうので
せっかくの上質の肉も並肉レベルに格下げとなってしまう。
焼肉は、肉の旨味をいかに逃さずに焼くかが最大のポイントである。
いわばおしゃべりに夢中になっている暇などないはずである。
さて、焼肉においていちばんやってはいけない行為
それは、「放置プレイ」です。
網の上に肉を乗せすぎて思った以上に早く肉が焼けてしまい真っ黒焦げに。
そんな経験はございませんか?
食べるスピードより焼けるスピードが早く
焼けた肉は片隅に追いやられ、挙句には「そんな焦げた肉食べたらガンになるで!」
とか言われ、調理場に下げられた焦げた肉をみて、作り手が涙する瞬間でもある。
はやる気持ちを抑え、食べる分だけ焼くよう心がけましょう。
(つづく)
2008年05月04日(日)更新
焼肉考(1)
このGWは天候にも恵まれ、まさにBBQ日和。
ビールで軽く口を湿らせ、まずは牛タンでウォーミングアップ。
霜降り系(ロースorカルビ)を2~3枚、塩で食し、次いで赤身系(モモ)を
タレでいただく。最後にホルモン系というパターンが理想だ。
BGMにホルモンのうたを流せば最高に盛り上がる.....ハズ。
いまや日本の食文化ともいえる「焼肉」ですが、BSEの影響で
一時期は減少傾向にあった焼肉店がここ最近増え始めている。
焼肉店で「肉を焼く」という行為だが、見かたを変えれば客が調理を
手伝わされているとも言える。
焼きすぎて真っ黒焦げにしても、店側に比はなくすべて客の責任となる。
「焦げたやないか!」とクレームをつけている客なんかみたこともない。
客が調理を手伝うという行為はお好み屋以外、
他の飲食業では考えられないことだ。
イタリアンで客がパスタを茹でているところを見たことないし、
寿司屋で客が握ることなどあり得ない。
ましてやそば屋で客が蕎麦打ちしている姿など想像すらできない。
じゃー店員が付きっきりで焼いてくれればどうなるのか?
店員にもよるが(^-^)うっとおしくて仕方がない。
ということは、焼肉はただ単に肉を食うというだけではなく
自ら焼くという行為、焼きながら会話を楽しむということが魅力であり
楽しさでもある。
しかしながらせっかくの肉やホルモン
会話に夢中で真っ黒に焦がしてしまっては台無しです。
(つづく)
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