ブログ個人トップ | 経営者会報 (社長ブログ)
「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2008年07月01日(火)更新
焼肉料理屋 南山の取り組み
牛肉の世界ほど複雑怪奇なものはないと常々思っている。
今日は偽装問題に少し触れてみる。
まぁ、こう言っちゃなんだがまともにやってる私たちから見れば何も驚く事ではない。
輸入牛じゃあるまいし、ブランド和牛は大量生産は無理なわけで
希少だからこそ魅力があり高値でも商売として成り立つのだ。
量販店が安易に扱えばどこかで歯車が狂っておかしくなるのはあたりまえ。
しかしながら気づいていても軌道修正はできない場合が多い。
なぜなら、そこに大きな利益があるからだ。
しかもいったん取引がはじまってしまうと欠品は許されない。
1回ぐらいの欠品なら取引先も待ってくれるが、早々欠品が続けば
取引がなくなってしまう恐れがある。
ではどうするのか?
生産から加工、卸、小売のいずれかの段階で何らかの変更をやってしまう。
これが偽装であったり消費期限の改ざんであったりするわけだ。
最初は軽い気持ちでもバレなければ2回、3回、4回とエスカレート。
そのうち麻痺してわからなくなる。しかも通常の倍以上に利益があるわけだから
そらやめられへんわ。
さて、偽装の話はこれぐらいにしておいて
今日は、偽装とはまったく無縁の焼肉屋さんのご紹介です。
ちなみに私がいまもっともおススメできる焼肉屋さんです。
京都北山通りに面したロケーションの「焼肉料理屋 南山」
建物は滋賀県永源寺の築200年の農家を移築した、その名も「永源寺館」
入口には生産農家さんとの協業が展示されています。
南山スタッフの牧場見学や田植えの様子などが写真と文字で楽しく
語られています。ぜひ食事前に南山の取り組みを確認していただき
“食”への想いを受け止めていただきたい。
近江牛、短角牛の盛り合わせ。短角牛は岩手の産地より直送。
近江牛は弊社サイトでもおなじみの木下牧場さんの優れもの。
柔らかい部位は分厚くサイコロ状にカット。モモなどの硬い部位は薄くスライス。
1頭仕入れのため部位に応じたカット法(料理法)が楽しめる。
うわぁ~、どうですか!この焼き加減。
あっさりとしているからなんぼでも食べられます。
こちらは近江牛のカルビです。
部位は三角バラを使っているので普通はこの部位、くどいんですよ。
でもほんまにあっさりしてるんですね。さすが木下さんの牛やね。
久しぶりに冷麺で締めくくりました。
いやぁ~、うまかった~♪
サシ(霜降り)がしっかり入った肉が好みの方はおススメしませんが
いろんな部位を楽しめて、しかも「肉の旨味」を堪能するには本当に
一度訪れていただきたいお店です。
霜降り肉は柔らかくて当たり前なんです。
赤身肉をいかに美味しく食べさせるか!
ここにこだわり、そして生産まで遡った商品選びをしている南山の取り組みは
ようやく時代が追いついてきたように感じます。
今日は偽装問題に少し触れてみる。
まぁ、こう言っちゃなんだがまともにやってる私たちから見れば何も驚く事ではない。
輸入牛じゃあるまいし、ブランド和牛は大量生産は無理なわけで
希少だからこそ魅力があり高値でも商売として成り立つのだ。
量販店が安易に扱えばどこかで歯車が狂っておかしくなるのはあたりまえ。
しかしながら気づいていても軌道修正はできない場合が多い。
なぜなら、そこに大きな利益があるからだ。
しかもいったん取引がはじまってしまうと欠品は許されない。
1回ぐらいの欠品なら取引先も待ってくれるが、早々欠品が続けば
取引がなくなってしまう恐れがある。
ではどうするのか?
生産から加工、卸、小売のいずれかの段階で何らかの変更をやってしまう。
これが偽装であったり消費期限の改ざんであったりするわけだ。
最初は軽い気持ちでもバレなければ2回、3回、4回とエスカレート。
そのうち麻痺してわからなくなる。しかも通常の倍以上に利益があるわけだから
そらやめられへんわ。
さて、偽装の話はこれぐらいにしておいて
今日は、偽装とはまったく無縁の焼肉屋さんのご紹介です。
ちなみに私がいまもっともおススメできる焼肉屋さんです。
京都北山通りに面したロケーションの「焼肉料理屋 南山」
建物は滋賀県永源寺の築200年の農家を移築した、その名も「永源寺館」
入口には生産農家さんとの協業が展示されています。
南山スタッフの牧場見学や田植えの様子などが写真と文字で楽しく
語られています。ぜひ食事前に南山の取り組みを確認していただき
“食”への想いを受け止めていただきたい。
近江牛、短角牛の盛り合わせ。短角牛は岩手の産地より直送。
近江牛は弊社サイトでもおなじみの木下牧場さんの優れもの。
柔らかい部位は分厚くサイコロ状にカット。モモなどの硬い部位は薄くスライス。
1頭仕入れのため部位に応じたカット法(料理法)が楽しめる。
うわぁ~、どうですか!この焼き加減。
あっさりとしているからなんぼでも食べられます。
こちらは近江牛のカルビです。
部位は三角バラを使っているので普通はこの部位、くどいんですよ。
でもほんまにあっさりしてるんですね。さすが木下さんの牛やね。
久しぶりに冷麺で締めくくりました。
いやぁ~、うまかった~♪
サシ(霜降り)がしっかり入った肉が好みの方はおススメしませんが
いろんな部位を楽しめて、しかも「肉の旨味」を堪能するには本当に
一度訪れていただきたいお店です。
霜降り肉は柔らかくて当たり前なんです。
赤身肉をいかに美味しく食べさせるか!
ここにこだわり、そして生産まで遡った商品選びをしている南山の取り組みは
ようやく時代が追いついてきたように感じます。
2008年06月28日(土)更新
南山の近江牛弁当
JR京都駅の西改札口前に駅ナカのスポットとして
注目をあつめているのが「スバコ・ジェイアール京都伊勢丹」
ここで販売されている「近江牛弁当」
たかが1個の弁当ですが、昨今の“偽装問題”とは別世界の取り組み
そして“こだわり”と“想い”を舌感していただきたいです。
さて、使用されている牛肉ですが、
食べてもらえば分かりますが、じつに嫌みのない「肉の味」がします。
ご年配の肉好きさんは、「そういえばむかし食べた肉はこんな味がしてたなぁ」
なんてノスタルジックな気持ちになり、しばし郷愁にふけることでしょう。
ただし、いつ行っても買えるという代物ではございません。
なぜなら1日わずかな数食しか販売していないからです。
(確か10食だったような)
お値段は1食1,260円
近江牛ならなんでも良いという訳にはいきません。
たった1,260円の弁当ですが手に取ればその理由がわかります。
生産農家さんの想いと南山の想いがいっぱい詰まっています。
1個の弁当に牛の血統書まで付いているから驚きです。
見た目は派手さもなくごくごく普通です。
いつもより多く噛んで牛肉本来の“味”をお楽しみいただきたい。
スバコ・ジェイアール京都伊勢丹で近江牛弁当をみかけたら
ぜひお買い求めください。
こちらも近江牛弁当同様で数量限定の短角牛弁当
近江牛弁当と食べ比べるのも楽しい。
肉質はやや歯ごたえを感じるもガシガシ噛めば噛むほど旨さが増します。
注目をあつめているのが「スバコ・ジェイアール京都伊勢丹」
ここで販売されている「近江牛弁当」
たかが1個の弁当ですが、昨今の“偽装問題”とは別世界の取り組み
そして“こだわり”と“想い”を舌感していただきたいです。
さて、使用されている牛肉ですが、
食べてもらえば分かりますが、じつに嫌みのない「肉の味」がします。
ご年配の肉好きさんは、「そういえばむかし食べた肉はこんな味がしてたなぁ」
なんてノスタルジックな気持ちになり、しばし郷愁にふけることでしょう。
ただし、いつ行っても買えるという代物ではございません。
なぜなら1日わずかな数食しか販売していないからです。
(確か10食だったような)
お値段は1食1,260円
近江牛ならなんでも良いという訳にはいきません。
たった1,260円の弁当ですが手に取ればその理由がわかります。
生産農家さんの想いと南山の想いがいっぱい詰まっています。
1個の弁当に牛の血統書まで付いているから驚きです。
見た目は派手さもなくごくごく普通です。
いつもより多く噛んで牛肉本来の“味”をお楽しみいただきたい。
スバコ・ジェイアール京都伊勢丹で近江牛弁当をみかけたら
ぜひお買い求めください。
こちらも近江牛弁当同様で数量限定の短角牛弁当
近江牛弁当と食べ比べるのも楽しい。
肉質はやや歯ごたえを感じるもガシガシ噛めば噛むほど旨さが増します。
2008年06月21日(土)更新
パティスリー kitagawa
弊社のお隣はケーキ屋さん
道路を挟んで向かいもケーキ屋さん
少し歩けばイタリアンやフレンチのお店がいったい何軒あるだろうか。
そもそもこの環境で痩せろというほうが無理だ(^^;
最近は外で修行を積んで生まれ故郷で店を出す人が増えている。
パティスリー kitagawaのシェフもその1人である。
あ~ぁ、おいしかった。
4個完食でちょっと後悔(^^;
怖くてしばらく体重計に乗っていないが今日あたり・・・
道路を挟んで向かいもケーキ屋さん
少し歩けばイタリアンやフレンチのお店がいったい何軒あるだろうか。
そもそもこの環境で痩せろというほうが無理だ(^^;
最近は外で修行を積んで生まれ故郷で店を出す人が増えている。
パティスリー kitagawaのシェフもその1人である。
あ~ぁ、おいしかった。
4個完食でちょっと後悔(^^;
怖くてしばらく体重計に乗っていないが今日あたり・・・
2008年06月18日(水)更新
リストランテ・ティ・ヴォリオ・ベーネ
祇園町南側にある「リストランテ・ティ・ヴォリオ・ベーネ」
祇園らしい佇まいのなかに「tvb」の看板がさりげなく出されている。
「tvb」は京都でいまもっとも注目のイタリアンで
シェフは、「カノビアーノ京都」出身
この店の噂はいろんなところで聞いていたので
前々から1度訪れてみたいと思っていた。
運良くディナーのお誘いがあったのでちゃっかり便乗させてもらった。
8000円、10000円、12000円、15000円のなかから
10000円のコースをチョイス。
あおり烏賊と白ずいきの冷製カッペリーニ自家製半生カラスミと共に
アップでこんな感じ
鹿児島産三角バラの炭火焼きとたまねぎ
それにしてもすべての料理が絶品だった。
器もさることながら盛り付けもすばらしくまた行きたい店だ。
写真を撮るのを忘れるぐらいおいしかった。
軽く炙った鱸の昆布〆と無花果の冷製
小芋と帆立貝のフリット 冬瓜のスープに浮べて
あおり烏賊と白ずいきの冷製カッペリーニ
自家製半生カラスミと共に
伝助穴子と胡瓜のバベッティーネ 梅の香り
天然真鯛と鷹峯唐辛子のスープ仕立て
三角バラの炭火焼きと夏野菜
デザート
コーヒー
約2時間、ゆっくりと楽しく堪能させていただきました。
仕事がら、メインの肉を見れば(食べれば)その店のレベルというか
意気込みみたいなものがわかります。
スゴい!と思うこともあればガッカリすることもあります。
今回のメインだった和牛の三角バラは意表を突かれたというか
直球のフィレでもサーロインでもなく変化球でした。
シェフの奥深さを垣間見た感じです。
リストランテ・ティ・ヴォリオ・ベーネ(t.v.b)
京都市東山区祇園町南側
075-525-7070
祇園らしい佇まいのなかに「tvb」の看板がさりげなく出されている。
「tvb」は京都でいまもっとも注目のイタリアンで
シェフは、「カノビアーノ京都」出身
この店の噂はいろんなところで聞いていたので
前々から1度訪れてみたいと思っていた。
運良くディナーのお誘いがあったのでちゃっかり便乗させてもらった。
8000円、10000円、12000円、15000円のなかから
10000円のコースをチョイス。
あおり烏賊と白ずいきの冷製カッペリーニ自家製半生カラスミと共に
アップでこんな感じ
鹿児島産三角バラの炭火焼きとたまねぎ
それにしてもすべての料理が絶品だった。
器もさることながら盛り付けもすばらしくまた行きたい店だ。
写真を撮るのを忘れるぐらいおいしかった。
軽く炙った鱸の昆布〆と無花果の冷製
小芋と帆立貝のフリット 冬瓜のスープに浮べて
あおり烏賊と白ずいきの冷製カッペリーニ
自家製半生カラスミと共に
伝助穴子と胡瓜のバベッティーネ 梅の香り
天然真鯛と鷹峯唐辛子のスープ仕立て
三角バラの炭火焼きと夏野菜
デザート
コーヒー
約2時間、ゆっくりと楽しく堪能させていただきました。
仕事がら、メインの肉を見れば(食べれば)その店のレベルというか
意気込みみたいなものがわかります。
スゴい!と思うこともあればガッカリすることもあります。
今回のメインだった和牛の三角バラは意表を突かれたというか
直球のフィレでもサーロインでもなく変化球でした。
シェフの奥深さを垣間見た感じです。
リストランテ・ティ・ヴォリオ・ベーネ(t.v.b)
京都市東山区祇園町南側
075-525-7070
2008年06月17日(火)更新
志る幸
みそ汁の具材って人によって好き好きがあると思います。
まぁ、好みですからあたり前でしょうが、ボクは豆腐を基本にして
ホルモンを細かく刻んで入れるんです。
想像しにくいでしょうが、これがいけるんです!
さて、河原町通りから木屋町に抜ける細い路地には
飲食店や風俗店が所狭しと立ち並びます。
男1人でうろうろしようものならすかさず呼び込みのおにいさんから
お声がかかります。
お店をチラ見しようものなら、興味があると判断されるのか
さらに呼び込みもエスカレート。
そんな誘惑には目もくれず、耳もかさず
目指すは「志る幸」へ。
勤王の志士、古高俊太郎がこの地に「桝屋」を構え、
討幕運動の拠点ともなった跡地と聞けばドアを開けるのも少々緊張します。
名物の利休弁当は型抜きのかやくご飯に、おばんざい付き。
豆腐とネギの白味噌のお味噌汁がつきますが、追加料金で具を選べます。
今日は季節がら鱧を選びました。
柔らかくダシも効いててジュンサイのアクセントに喉越しがええ按配です。
少し甘めの白みそが京都らしくてほんまにおいしいくて定期的に通ってしまう
お店の1つです。
まぁ、好みですからあたり前でしょうが、ボクは豆腐を基本にして
ホルモンを細かく刻んで入れるんです。
想像しにくいでしょうが、これがいけるんです!
さて、河原町通りから木屋町に抜ける細い路地には
飲食店や風俗店が所狭しと立ち並びます。
男1人でうろうろしようものならすかさず呼び込みのおにいさんから
お声がかかります。
お店をチラ見しようものなら、興味があると判断されるのか
さらに呼び込みもエスカレート。
そんな誘惑には目もくれず、耳もかさず
目指すは「志る幸」へ。
勤王の志士、古高俊太郎がこの地に「桝屋」を構え、
討幕運動の拠点ともなった跡地と聞けばドアを開けるのも少々緊張します。
名物の利休弁当は型抜きのかやくご飯に、おばんざい付き。
豆腐とネギの白味噌のお味噌汁がつきますが、追加料金で具を選べます。
今日は季節がら鱧を選びました。
柔らかくダシも効いててジュンサイのアクセントに喉越しがええ按配です。
少し甘めの白みそが京都らしくてほんまにおいしいくて定期的に通ってしまう
お店の1つです。
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