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2008年07月24日(木)更新

FUNATSURU

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今から138年前に創業した料亭旅館「鮒鶴」
ザ・リバー・オリエンタルと名前を変えて現代に蘇ったのだが
しばらく休業していた。ダイニング&ウェディングとして人気を博していたので
再開を待ち望んでいた方も多かったのではないだろうか。

そして、数ヶ月前に「FUNATSURU KIYOTO KAMOGAWA RESORT」
として新たにオープンした。

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異次元へ入りこむような素敵な玄関

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鴨川側から見るとこんな感じ。
「千と千尋の神隠し」に出てきた八百万の神々が集う風呂屋“油屋”に
よく似ている。もしかしたらこの建物を参考にしたのかも知れない。

さて、この日はおいしいフレンチをいただいたのだが
残念なことに写真がない。

というのもこの時期の鴨川沿いのお店といえば
なんといってもである。

時間が遅かったせいもあり真っ暗で写真が撮れず、
おまけにこの日は風が強くてランプに灯した明かりもすぐに消える始末。

床は風情があっていいが、あまり遅い時間だと真っ暗で
せっかくの美しい料理がじっくり見られないのが残念。

これからの時期は蚊も多くなるので
次回は室内でゆっくり楽しみたいものだ。

2008年07月20日(日)更新

ラ・トォルトゥーガ

高麗橋のラ・トォルトゥーガで食事会
社労士さんやら税理士さんやらIT屋さんやら不思議な会です。
食べることだ大好きという共通点で繋がってる仲間たち。

さてさて、珍しく車で行ったのが間違いだった。
環状線で大渋滞に巻き込まれ、挙句にはナビにウソつかれ
迷って迷って汗だくで少し遅れてなんとかたどり着いた。
しかし分かりにくいところだった。

3回ほどお店に電話をかけたが親切な対応にうれしかった~♪
忙しくても電話対応って大事ですね。

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大阪高麗橋のラ・トォルトゥーガ

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シャラン産鴨のテリーヌ、ピスタチオ・フォアグラ

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ハモと夏野菜の冷製ジュレ

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ブーダンノワール(豚の血入りソーセージ)とリンゴと豚足のシテー
シードルヴィネガー風味


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スズキのオーブン焼き、ニンニクタイム風味

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ランドドック地方料理“カスレ”

車で行ったため「なぎさビール」が飲めず残念。
あっと言う間に満席になる繁盛ぶり。
スタッフの温かさが伝わる良いお店でした。

次回は電車で行きます(^^)

2008年07月15日(火)更新

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ここ最近あまりにも忙しい日が続いているので
今日はひさしぶりに自宅で試食を兼ねてステーキを堪能した。

料理法や肉によって酒を選ぶのも楽しみの1つ。

この肉には加藤吉平商店の“梵”がピッタリ

スッキリした味だが日本酒であることもしっかり主張している。
いつも以上に飲んで食って幸せ気分を満喫しているときに

ソファの上でウ●コしているバカ犬と目があった。

ハァ(。>0<。)

2008年07月13日(日)更新

プレミア短角牛を食す会

京都北山の南山にて「プレミア短角牛」を食すセミナーが開催された。
京都駅から地下鉄に乗り継いで北山駅で下車。
南山までは歩いて8分程度なのだが着いた頃にはしたたる汗で
シャツがびしょ濡れ状態。京都は暑い~~~!

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岩手県畜産課の坂田さんのお話からスタート
短角牛の誕生までを熱く語られた。
現場で育った方だけにそこらへんの公務員(失礼^^)と違って短角牛への想いが
ビシビシ伝わる。

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南山の楠本社長の想い、行動はすばらしく多く人の心が動かされる。
いつお会いしても自然体でとっても魅力的だ。

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続いて、「やまけんの出張食い倒れ日記」で有名な山本賢治氏の講演
自らも短角牛のオーナーだそうだ。
(顔に字が映り込んでますね。やまけんさん、ごめんなさい)

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試食交流会に用意されたメニュー

食べ比べに用意された肉は下記4種です。

●プレミア短角牛
生産者:佐藤安美さん(岩手県岩泉町)

●通常肥育の短角牛
生産者:佐藤冨勝さん(岩手県岩泉町)

●由緒正しい近江牛
生産者:木下幸雄さん(滋賀県近江八幡市)

●京都府産タンクロ
生産者:日本海牧場さん(京都府京丹後市)


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プレミア短角牛のたたき

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賀茂なすと伏見甘長唐辛子の衣あえ

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万願寺唐辛子と上賀茂トマト

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4種食べ比べ

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タンクロ

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近江牛

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プレミア短角牛

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近江牛生産農家の津田さんと木下さん
そして知る人ぞ知る(有)シェパード・中央家畜診療所の松本先生

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プレミア短角牛の焼き物とホルモン

短角牛の肉質は、黒毛和種と比べ脂肪分が少なくタンパク質が多いのが特徴。
赤身が多く、和牛を長年扱っている専門の方はきっと輸入牛と変わらないとの
感想を持たれることでしょう。

短角牛の飼育方法など取り組みを把握すれば、安全性を含め
いかに優れた牛なのかは理解できるのだが知識のないまま短角牛を食べると
評価は厳しいかも知れない。

「硬い赤身肉をいかにおいしく食べさせるか」
環境に配慮した育成法、味わいのあるヘルシーな食味は
今後調理法の工夫、PRによりいま以上に注目されることは間違いないだろう。

ついでに、

以前より何度も言ってることだが、無理矢理サシを入れ増体ばかりに
懸命になっている和牛の肥育農家は、いよいよ考えを正さなければいけない
時期にきている。

最近では、一般消費者もA4だのA5だのとしったかぶり(失礼^^)する人が多い。
メディアの影響やネットショップの誇大キャッチにも問題はあるのだが
格付けが低くても美味しい肉はたくさんある。

近い将来、ブランド力ではなく、作り手側の取り組みに価値を見出すことが
あたり前化するかもしれない。

短角牛は「夏山冬里」という生産方式のため、冬は農家で飼養され、
夏は牧野で放牧させる。
ということは、和牛のように人工授精ではなく、繁殖は自然交配となります。

数頭のメス牛のなかにオス牛を1頭だけ放ち繁殖させるそうですが
松本先生曰く、短角牛は絶倫なんだそうです。
なんともうらやましい(失礼^^)

仮に、和牛の場合、メス牛の群れのなかにオス牛を放り込むと
ガリガリに瘦せ細るそうです。

人間社会における自分自身が「もし・・・」
と想像するとおぞましい。

まぁ、そんなことはあり得ないが(笑)

2008年07月02日(水)更新

京洛肉料理 いっしん

毎月1回、友人宅にお邪魔して奥様の手料理をご馳走になっているのだが
今月は外食ということで京都へ出かけてきた。

さて、なにを食べようか?

ということで結局、全員一致で肉に落ち着き
肉と言えばやはりボクがお店を決めなければいけない雰囲気の中
祇園新橋の「いっしん」を選んだ。

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ご主人と奥様が切り盛りしている肉会席のお店で、滋賀の安土から
毎日祇園まで通われている。


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まず1品目は近江牛を使った肉そうめん。

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混ぜて食べると肉の旨みとワサビがピリッと効いて喉越しがやさしい。

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2品目は近江牛のタタキ

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さて、ここからは一気に料理を紹介していこう!
鱧と梅肉ゼリー、ミノの湯引き


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テールの鱧しんじょう

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しんじょうの中からよく煮込まれたテールが登場

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お箸で野菜をどけると

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湯引きした「みすじ」があらわれた

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わかりにくいが、タタキの裏にナスが隠れている。
タタキとナスを一緒に食べる発想がおもしろい
これが意外とおいしい。


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ここで近江牛タンの刺身が登場

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にぎり・トロ肉の漬け丼・牛肉とアボガドの巻きずし

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牛頬肉のビール煮

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ステーキは泡醤油であっさりと

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締めは牛肉茶漬け

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デザートとコーヒーで近江牛会席がすべて出そろいました

すべて近江牛を使い、しかも希少な部位だけを厳選しているので
商売としては大変だと思う。それでもご主人のこだわりがビシビシ伝わる
料理を食べると、ここにも近江牛を愛している人がいるんやなぁと感動を
覚える。無理せずご夫婦でやれる範囲でがんばってもらいたいものだ。
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