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2009年11月11日(水)更新

知る人ぞ知る、隠れた名店

こっぺ蟹

京都市内からタクシーで20分ぐらい走っただろうか。
最寄りの駅がないため、タクシー移動となったが
訪ねた先は、ネットで検索してもでてこないような魚料理の店。
もちろん、雑誌に載ることも滅多にない。

建物も古びた感があり、こんな場所でほんまに流行ってるのか?
と首を傾げながらドアを開けたら、予約しておいた私の席を除いて
すべて埋まっていた。水曜日の18時30分にすべて満席とは恐れ入った。

席について10分ぐらいで、ご主人と女将さんの人柄が
お客さんを呼び込んでいることがすぐに分かった。
もちろん、それだけではない。料理もうまい。

けっして広いとは言えない店内に、
ご主人と女将さんの他に、4人の方が忙しく働いていた。

帰り際、ご主人と女将さんが、何度も何度も「今日はおおきに」と
タクシーの窓が閉まっているのに笑顔で見送ってくれる姿が印象的だった。

この店が長く選ばれている理由は、本気で客さんに「感謝」している
ことだと感じさせられた。

うまいもん食べて、勉強させてもらって、
ありがたいことです。

あ、そうそう
今年初の蟹(こっぺ)を食べました。
こっぺとはせこ蟹のことで、松葉かにの雌です。

最初に蟹を食べた人は勇気いっただろうな。

2009年10月21日(水)更新

アスティスプスマンテDOCG

wine

ここ最近、このワインにはまっている。
マスカットの甘口だが肉にもよく合う。

ところが、このワイン、
ほとんど市場には出回っていない。

日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザーの林氏が
個人で仕入れているからだ。

東京と軽井沢の一部のレストランで飲めるそうだが、
たまに京都の伊勢丹で見かけることがある。

林氏になぜ拡販しないのか聞いたところ、
通常のルートに乗せるとどこへ販売されるのかもわからないし
自分がイタリアで探してきたワインだからこそ売り先も自分で決めたい。
ということでした。

うちがやってる取り組みと同じなので
すっかり共感してケース買いしてしまった。

2009年10月14日(水)更新

牛肉食べ比べ



きたやま南山にて「牛肉から日本の食と未来を考える会」が開催
されました。

松本先生の話はいつ聞いてもおもしろく、畜産関係者以外の方にも
ぜひ聞いてほしい。

牛肉の食べ比べは、どれもおいしく、以前より声を大にして言ってるように
A5だの雌牛だのといったレベルではなく、だれから買うのか、どこから
買うのかが究極の安全であり、そうならなければいけないと改めて実感した。

2009年09月30日(水)更新

じき 宮ざわの絶品「焼きゴマ豆腐」

miyazawa

どこで何を食べてもおいしい。
逆にマズいものに出会うと驚いてしまう。
まぁ、そんなことは滅多にないが。

さて、京都の堺町通にある「じき 宮ざわ」
写真の「焼きゴマ豆腐」、とにかく驚いた。

看板料理というだけあって、
とにかく、うまい!

これだけ出されて1万円です。
といわれたら納得してしまうかも知れない。

それほどまでに完璧に仕上げられている。

sasaki

あまりにも料理がうまいので、
普段は飲まない日本酒をオーダー。

写真の酒は佐々木酒造のもの。
俳優、佐々木蔵之介の実家である。

あ、だから“蔵之介”なのか。

2009年09月17日(木)更新

空也の最中

kuya

銀座の並木通りにある「空也」の最中。
最中一筋の店で予約なしでは買えない。

営業時間は10時~17時
日曜、祝日は休み。

配達もしないし、支店もださない。
発送もしないので、インターネットもダメ。
店に行ってもクレジットカードは使えない。

買う側の「価値」について、
エエ勉強させてもらいました。
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