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2010年09月09日(木)更新

生産者目線、お客様目線、販売者目線

tazima

お客様目線で考えなさい。

よく耳にする言葉だと思うが、
加えて、生産者目線、販売者目線がある。

この3つの目線をいつも意識して行動するように心がけている。

昨日、懇意にしている経営者の方々と焼肉を堪能した。
もちろん食べてハイ解散ということはなく、次の店へ移動して
動けなくなるまで食べまくる。

2件目の店は、大将1人で切り盛りしているのだが
なにを食べてもうまい。

同行した経営者の知り合いの店なのだが、
大将の白衣姿を見て思いだしたことがある。

ちなみに、白衣というのは医者が着てるやつではなく、
食堂でオヤジが着ている襟のな白い割烹着みたいなアレである。

先月に北海道へ行った時のことだが、
同じように白衣を着たオヤジが1人で切り盛りしている食堂へ入った。
昼時ということもあり満席だった。

首からタオルをかけてフライパンを振りまくっているオヤジ。

汗がフライパンに入らないかドキドキもんだ。
この時点でフライパンで炒める料理はパスだ。

厨房は冷房もなく、火を使っているので地獄のような熱さだと想像できる。
オヤジの白衣は汗でビショビショだ。

20分ぐらい待っただろうか。
注文したカレーライスが運ばれてきた。

待たして悪いと思ったのかオヤジは高校野球の話をふってきた。
オヤジの白衣はさらにビショビショになっていて汗で乳首が透けている。
じつに気持ち悪い。

オヤジの乳首をみながら食べるカレーライスほどマズイものはない。

なにを言いたいのかというと、もちろん乳首の話ではない。
料理をする人、サービスする人はもっと気を使ってほしいということだ。
身なりはもちろんだが、店外でもプライベートでもだれかに見られている
ということを意識してほしい。

私が住んでいるマンションの1階においしい魚料理の店がある。
本当においしくて何度か足を運んだのだが、店裏でタバコを吸ってる姿を
見てから行く気がしない。

生産者目線、お客様目線、販売者目線、この3つを常に意識してほしいものだ。

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2010年09月07日(火)更新

あるべき姿は生産量に合わせた販売システム

0809

夏は焼肉メインの構成で店作りをするのだが、今年はなかなか衣替えできない。
昨晩あたりから若干ではあるが、朝夕が過ごしやすくなったせいもあり、
本日は朝からすき焼き、ステーキの肉がよく動いている。

さて、「近江牛」を使いたいという問い合わせ(業務用)が急増している。
ありがたいことなのだが、取引に繋がることは極めて少ない。
それは、私が企業の規模や価格ではなく「相性」を最優先にしているからだ。

の性格がよくないのか変人なのか、なかなか相性が合わない。

問い合わせで一番多いのが「ヒレ」「サーロイン」といった
だれもが欲しい部位である。
ミンチもハンバーグやお菓子の材料として需要が多い。

さて、近江牛一頭であればある程度は用意できるのだが、
部位のみは無理が生じる。しかも大量にとなるとなおさらである。

地域の特産品や地域ブランド、いわゆる「地産地消」「地場」といわれているものは
希少価値、手造り、手間がかかっている、原料がその地域でしかとれない、
このような理由で人気があり、ネックとなるのはNB(ナショナルブランド)のように
大量生産できないことである。

いままでは、田舎でひっそりやっていたのだが、タレントがテレビで紹介したりすれば
大変なことになる。

たちまちテレビや雑誌に取り上げられブレークするのだが・・・

個人消費だけならいざ知らず、量販店が目をつけるとさらに大変になる。
そして次第に大量販売のシステムに乗ってしまうことになるのだが、
問い合わせをしてくる中には、現在考えられないような価格で取引している企業が
少なくない。

ものすごく安く、どう考えても疑わしい価格である。
なのに、なぜ弊社にわざわざ問い合わせてくるのか?

それは、疑わしい商品を仕入れていると分かっているが
儲かっているから続けたいし、いまさらやめられない。
だから、ちゃんとした本物を現行と同じ価格で仕入れたい。

ということなのだ。

生産段階 → 加工段階 → 卸段階 → 小売段階

限られた原料を無理して市場に出せば、上記の4つの段階レベルで
何らかの増量行為や生産方法の変更(大量生産型)が行われるようになる。
そこに利益があればなおさらである。

結果、原料生産以上の商品が市場マーケットに並ぶということになる。

「地域ブランド」というのは原料生産から加工、販売まで、地域に徹してこその
ブランドであり、それでこそ価値のあるもだ。

「販売量にあわせた生産システム」ではなく、「生産量に合わせた販売システム」
でなければ疑わしき商品がこれからも市場に溢れることになるだろう。



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2010年09月06日(月)更新

エンゲージメント

sakamoto

竜馬伝はまったく見ていないので話題についていけませんが
2011年のNHK大河ドラマ「江(ごう)~姫たちの戦国~」は舞台が
滋賀なので見ないわけにはいきません。

昨日まで高知に行ってたのですが、竜馬ブームもあってか
観光客が多かったです。

さて、高知へ行った目的は、合宿形式の勉強会だったのだが、
そこで「エンゲージメント」という言葉をはじめて聞いた。

企業が一方的に情報発信する時代は終わり、消費者自身に語ってもらう
必要が生じている。
消費者のソーシャルグラフの中に企業も入れてもらい絆を深めていく。
エンゲージリングは対話から生まれる。

といった内容だったのですが、要するに私にとってはブログを再度見直し
情報発信の最強ツールとして取り組もうと思ったわけです。

ツィッターではコンテンツを作れないが、ブログはしっかり作れますし
講師の先生いわく、これからは益々コンテンツを見る時間が増えて、
コマースは減っていくとの見解でした。


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2010年09月04日(土)更新

赤身がうまい、和牛があるべき本来の姿

bari

和牛は黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種の4品種からなり、
黒毛和種の流通が多くを占めているのだが、褐毛(あかげ)和種が
食べられるというので、高知のバリムーンを訪ねた。

最近は、iphonに頼りっきりでデジカメを持ち歩かなくなってしまった。
デジカメにはかなわないが、iphoneでもそこそこ撮れてしまう。

さて、褐毛和種には高知系と熊本系があり、どちらも「赤身の旨さ」を
追求したすばらしい肉質を持つ。

山間部で見られる放牧風景や、子供を産み、育てる母牛たちの姿を見ると
これから食肉専用種が向かうべき姿はこういった自然を取り入れた形に
戻るべきなのかも知れない。


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2010年09月03日(金)更新

トップダウンよりボトムアップ

弊社では毎朝の朝礼と定期的な個別面談、外部の指導なども含めて
「話す」というこを徹底して行っているが、意図的に私は参加しないようにしている。

ここ半年で劇的に店内が変わってきた。
社員、パート、アルバイトが心地よい空間を作るためにディスプレーをはじめたり
随所に工夫を凝らしている形跡がみられる。

なかには、この人、こんなことできるんや、
という発見もあったりする。

tushin

先月からはじめた手書きのチラシも好評のようで、みんなで手分けして
ポスティングしているようだ。

組織というものは、作るものではなく、作られていくものだと思う。
時間はかかるが、みんなで作り上げていく力が集客に繋がるということを
この夏は実感した。


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2010年09月02日(木)更新

偶然か必然か、、、予約のとれない店に・・

これも仕事の一貫なんですよね~

といえば聞こえはいいのですが、ただたんに食べるのが好きなだけで
特に肉関係は日本全国なにかしらの用事を作っては出かけます。

おもしろいもので、たまたま隣り合わせた方と意気投合することもあり、
おいしい店の情報交換をしたり、親交が深まることもあります。

昨年、だれかの紹介だったのか、自分で探したのか、
まったく覚えていないのだが、京都の和食屋さんに出かけたときのことです。

1つ椅子を挟んで隣り合わせたご夫婦と意気投合し、店主を交えて料理談義に
話が弾みました。

ご夫婦は福岡からわざわざこの店に来るためだけに1泊で京都に来られたとか。
しかもこの店を紹介してくれたのは料理界では名のある方で、私も存じている方
でした。

この店はそんなにすごいのか?

この店は、昨年の8月に開店したばかりで、1人で切り盛りされている。
それにしては、手際よく料理がだされるのでストレスを感じない。

料理の〆は、肉だ。
福岡のご夫婦は、次から次に提供される料理を絶賛しながら肉を食べた瞬間、
これはイマイチですね。と鋭い感想を店主に投げた。

そして、間が空いたのを気遣ってか、名刺交換しましょうかと
このタイミングで名刺を差し出してきた。

仕方なく名刺を差し出すと、あ、専門家じゃないですか?!
どうですか、この肉の味は・・・・と、内心余計なことをと思いながらも
率直な意見を言うと、店主は野菜も魚も卵も自分の足で探して納得のいくものを
見つけることができたが、肉だけは見つけられない。
とのことで、今朝も肉屋と大喧嘩したばかりだという。

店主が作る出汁と肉がまったく絡まっていないことを指摘すると、
本人もよく分かっているようで、それなら弊社の肉を送ってほしいとなんだか
ややこしい話になってきた。

プライベート中に商売はしたくないのだが、それならお金はいらないので
私がこれはと思う肉をお送りしますと約束をして後日発送した。

あれから1年、料理の〆に出される肉料理がこの店のメインとなった。
そして料理のプロ達が絶賛する店に成長し、予約も1ヶ月先までとれない状況
となった。

店主はまだ30前半、これからますます楽しみだ。

今日、本屋に立ち寄ったとき、
たまたま手に取った家庭画報に紹介されていた。

出会いとは不思議なものだとつくづく思う。

kateigahou



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会社概要

(株)サカエヤでは、「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。 【関連会社】 株式会社 アヴァッツ 近江牛ドットコム株式会社

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個人プロフィール

1961年、父と母が京都にて繁殖に成功。玉のような可愛い赤ちゃんとして生誕。現在、中年おっさん道を順調に歩んでおります。

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