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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2011年09月24日(土)更新
サルティンボッカの近江牛(木下牧場)ステーキ
写真は、南草津駅前にあるイタリアンの超繁盛店、サルティンボッカの木村オーナーシェフです。
顔だしNGというわけではないが、後ろ姿が妙にカッコいいので採用(笑)
木村さんは、国産牛も近江牛も変わらないだろう、と思っていたので
ずーっと国産牛をメインに使っていた。
もちろん、滋賀に店を持ち、滋賀に住んでいる限りは近江牛の味を知っている。
それをふまえたうえでの評価だ。
しかし、木下牧場の近江牛を知って感動したという。
肉の香り、甘み、そしてなんといっても500g食べても最後まで食べ疲れしない食感。
近江牛と一口で言ってもこうも違うものなのか?
木村さんは驚きとともに、何度も当店に足を運び、そして木下牧場の肉をメニューに加えた。
イタリアンの人気メニュー、タリアータだが木村さんが作るとこうなる。
10年熟成のバルサミコソースが良いアクセントになっている。
ランプ肉を150gにカットしているが、これぐらいの厚みがちょうどいい。
とろけるような柔らかさはないが、赤身のガシガシ感がたまらなくうまい。
肉を食べてる、という幸福感に満たされ、なんとも感動的だ。
木村さんが、木下さんの近江牛に魅せられ、その想いがそのまま伝わるような味わいだった。
こちらもランプ肉だが見た目はヒレと見間違えるかも知れない。
200gカットなので相当厚みがある。
サシの多いサーロインなら食べられないが、
赤身のランプなら、難なく食べられる。
しかし、いくら素材が良くてもそれを生かすのは料理人の腕次第。
さらに、腕だけではなく心意気も味に表れるのではないでしょうか。
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