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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2010年08月16日(月)更新
さちの肉は甘みも強く香りまでおいしかった
ここ最近忙しくてやっと家でゆっくり食事ができる。
ずーっと気になっていた短角牛「さちの肉」
本当はナマの状態で食べたかったのだが、
タイミングが悪く、冷凍庫で保管したままだった。
朝から冷蔵庫に移し、夜にはほどよく解凍されていた。
完全に融けきっていなかったので幸いにもドリップがでなかった。
内容は、クラシタ、ブリスケ、トモバラが焼肉用の厚みがあるカットではなく
薄めにスライスされていた。
一緒に入っていた甘めのもみだれで適量をもみ込み、いざ熱したプレートへ。
薄切りなので焼き上がりが早く、クセのないつけだれで食べると、
短角牛の歯ごたえがしっかり味わえ、さらに旨味が口の中に
ブワァーと広がる。これはうまい!
食べても食べてもおいしいが続く。
A5あたりのサシがびっしり入った肉ならこうはいかない。
2~3切れ食べたらぐったりと疲れてしまう。
さちの肉は熟成で旨味が増し、オレイン酸が多く、融点が低いと思われる。
加えて、短角牛では珍しくサシがよく入っていたので焼き上げたときの
香りもよかった。健康に育った肉は、食べた後も体が軽い。
サシ志向から食べてうまい肉へシフトしつつあるが、将来的には
格付けに「味」も考慮される日が来てほしいと願う。
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