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2009年11月11日(水)更新

知る人ぞ知る、隠れた名店

こっぺ蟹

京都市内からタクシーで20分ぐらい走っただろうか。
最寄りの駅がないため、タクシー移動となったが
訪ねた先は、ネットで検索してもでてこないような魚料理の店。
もちろん、雑誌に載ることも滅多にない。

建物も古びた感があり、こんな場所でほんまに流行ってるのか?
と首を傾げながらドアを開けたら、予約しておいた私の席を除いて
すべて埋まっていた。水曜日の18時30分にすべて満席とは恐れ入った。

席について10分ぐらいで、ご主人と女将さんの人柄が
お客さんを呼び込んでいることがすぐに分かった。
もちろん、それだけではない。料理もうまい。

けっして広いとは言えない店内に、
ご主人と女将さんの他に、4人の方が忙しく働いていた。

帰り際、ご主人と女将さんが、何度も何度も「今日はおおきに」と
タクシーの窓が閉まっているのに笑顔で見送ってくれる姿が印象的だった。

この店が長く選ばれている理由は、本気で客さんに「感謝」している
ことだと感じさせられた。

うまいもん食べて、勉強させてもらって、
ありがたいことです。

あ、そうそう
今年初の蟹(こっぺ)を食べました。
こっぺとはせこ蟹のことで、松葉かにの雌です。

最初に蟹を食べた人は勇気いっただろうな。
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