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2011年11月27日(日)更新

松阪牛バーガー1800円ナリ

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2007年に発覚したミートホープの事件を覚えている方は多いと思うが、
社長の田中稔氏は、記者会見でこんなことを言っていた。

「販売店も悪いし、半額セールで喜んで買う消費者にも問題点がある」

マスコミは、消費者への責任転換だと騒いだが
食品業界に身を置く者たちは、その通りだと思ったのではないだろうか。

もちろん、ミートホープのやったことは犯罪であり
許されることではないが、悪いこととは知りながらもタブーを犯さなければならない
流通の構造がある限り、ここまでひどくはなくて、また起こりうる可能性はある。

昨日だったか一昨日だったかの新聞に
ロッテリアが松阪牛バーガーを発売と記事にあった。

1個1800円だそうだ。

これは高すぎるやろ、そんな声が聞こえてきそうだが
本物の松阪牛を使っているのなら、妥当な価格であり
これがもし500円とかだったら、それこそ怪しいのではないだろうか。

しかし、消費者は、安全や安心を気にしながらも
安ものへと流れていく。

価格というのは、生産者が決めるのではなく消費者が決めている。
正確には、消費者が買いそうな値段をつけるのだ。

もちろん、価格のしわ寄せは最終的には生産者や製造者へいくわけで
それで良い商品がつくれるとは思えない。

そういう意味では、ロッテリアの松阪牛バーガーは
よくぞ思い切った価格をつけたものだと賞賛したい。

 

2011年11月21日(月)更新

ノーリスクハイリターン

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福井、石川、富山の北陸3県のみなさま

応募はノーリスクハイリターンですよ。

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ネットショップコンテスト北陸2012は、北陸3県の中小企業者(個人事業含む)が
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2011年11月19日(土)更新

情報モラル啓発セミナーin東京

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場違いな気がしないでもないのですが、
私の話でもお役にたてるのならと12月8日に東京でお話しさせていただきます。

内容は、情報モラルについてですが
2000年から2010年までの10年間に起こった畜産業界の様々な事件背景を基に
トレーサビリティの確立や生産者との取り組みをご紹介させていただきます。

これからは“共感の時代”だと言われていますが
一方で、消費者の安全、安心をシステムで確保する努力も
情報モラル確立への大事な取り組みだと考えています。


情報モラル啓発セミナー

2011年11月10日(木)更新

TPPでどうなる日本?

肉ブログ 牛肉魂は下記バナーをクリック

牛肉魂




TPPについてどう思われますか?


ある雑誌の取材で、聞かれた。
本題は牛肉の取材だったのだが、ライターがTPPの記事も書いてるとのことで
私にも意見を伺いたいとのことだ。

まぁ、ええんちゃうの。

これが私の答えだった。

実はよく知らないのだ。
もちろんTPPという名前ぐらいはテレビから聞こえてくる暗号めいたアルファベットで知っていた。
しかし、なんのこっちゃが正直なところで、曖昧な返事をしてしまった。

ライターは、あ、ああ・・・・・

たった3文字でTPPの話は終了した。

なんか知らんが敗北感にも似た後味の悪さだけが残った。

その日の夜、やまけんさんのブログにTPPをわかりやすく解説した本はこれや。
みたいなことが書かれていて、やまけんさんも寄稿しているという。
早速、やまけんさんに連絡して1冊送ってもらった。

TPPで日本はよくならないというのを前提で、いろんな方の考え方、意見が載っているが
読んでも読んでも理解できないものから、なるほど!と電球に灯りがつくようなわかりやすい文章まで
多岐にわたり解説されている。

季刊地域(→クリック

移動中の雑誌や新聞で仕入れた薄い知識と合わせた私の意見はこうだ。

畜産以外の例えは難しくて私には理解しずらいのが正直なところだが
簡単に言うと、「参加した国が、お互いの輸出品にかけている関税を0%にする」という取り決め
がTTPなのだ。

正しくは「環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific Partnership)」というらしい。

で、賛成だの反対だのと議論されている内容だが
いったい日本がTPPに参加することによって我々にどんな影響があるのだろうか。

そこがいま一つ分かりにくいのだ。
 

最も注目されているのが農業だが、日本は農家を保護するために
外国産の農産物に高い関税をかけている。

これがなくなれば、保護できないから当然反対となるわけだ。

例えば、こんにゃく1706%、米778%、バター360%の関税がゼロになったらどうなるだろうか。
アホな私でも分かるが、輸入農産物がめちゃくちゃ安くなる。激安だ。

そりゃ、野菜や青果のように鮮度が最重要視されるものであれば
安さに対抗できるが、穀物や粗糖は大きく影響を受けるだろう。

米だって、いまはパサパサの輸入米は毎日口にする日本人の口には合わないと言われているが
関税がゼロになるなら、日本の技術を輸出して国産米に近い味の短粒種が海外で生産されるように
なるだろう。そうすると安くておいしい輸入米に日本の米が太刀打ちできるはずがない。

生き残れるのは、高価なブランド米だけという声もあるが
それすら危ういと私は思っている。

BSEだ、放射性セシウムだとあれだけ騒がれても
安売りの肉に飛びつく消費者がわんさかいるのが現実で
安全な肉を求めながら安売りに走る消費者に何度首をかしげたことか。

BSE問題で10桁の個体番号の表示が義務付けられたが
畜産業、肉屋、焼肉屋など肉がメインの職種にだけ適応で
それ以外の外食産業には義務化されていない。

例えば、居酒屋のメニューにあるサイコロステーキがどこ産なのか
表示義務がないからあえて表示はしない。

それを気にして食べる人もいないということだろうが
冷静に考えたらこれほど怖いことはない。

外食産業は、今後益々価格競争が激しくなることが予想されるが
そうなると原価の見直しがされ、コストの低い輸入品に一気に流れるだろう。
しかも、原産地表示の義務がないのだからやりたい放題だ。

BSE以降、いままで積み上げてきた安全や安心はなんだったのか。

平成3年度の牛肉輸入自由化で、安価な米国産牛が国産牛にとってかわり
乳牛農家が苦しみ、2001年のBSE問題では、破たんした農家が多かった。

米国産の牛肉が輸入禁止となり、その後は国産牛の相場が高騰し
一時は、和牛と変わらない相場が続いたこともあった。

しかし、TTPに参加すればまたもや同じことが繰り返される。

牛肉の関税率は38.5%だがこれがゼロになると、輸入商社は仕入れ値が4割も安くなる。
そうなると、現在の国産牛のラインが輸入牛にとって代わられることは必至だ。
 

TTPに参加することの、もっとも大きなデメリットは
反対派が懸念するように日本の農業が壊滅されることだろう。
 

間違いなく国産の農作物は、安さで外国産に太刀打ちできなくなる。
関税の高い、こんにゃく(1706%)、米(778%)、バター(360%)などを生産している農家は職を失い
乳牛やF1を肥育している農家は廃業に追い込まれるだろう。
 

農水省は、TPP参加が実現すれば、農産物の生産額が4.1兆円分減少して
食料自給率が40%から13%に低下すると予測。農業関係者340万人が職を失うと警告している。
 

そうなると、水田が失われ、農村から人がいなくなり、農地が荒れ放題になり
水は汚れ、自然が壊滅するだろう。

BSEに関しても、米国は間違いなく月齢規制の撤廃を要求してくるだろうし
日本は飲まなければいけない立場に追い込まれるだろう。


膨大な生産量を誇る米国では、食肉はトレーサビリティが実質上不可能で
衛生面でも問題がありすぎる。


品質管理も杜撰で、中身違いなんて日常茶飯事だ。
ストリップロイン(サーロイン)を発注して、届いた箱を開けたら中身はテンダーロイン(ヒレ)だった、
なんてこともあるぐらいだ。

牛のエサに関してもそうだ。
国産の飼料だけで育てている農家はあるにはあるが稀である。
大半が輸入の飼料に頼らないと肥育できない。

季刊地域に掲載されていた東大の先生によると
ウィスコンシン大学のある教授は
「食料は軍事的武器と同じであり、直接食べる食料だけでなく、畜産物のエサが重要」

日本に対して、日本で畜産が行われているように見えても
エサをすべて米国から供給すれば、完全にコントロールできる。

これを世界に広げていくのが米国の食糧戦略だ。
そのために農家の子弟には頑張ってほしい

授業ではこのようなことを教えていたという。

私自身も、まだまだ理解できないことが多すぎるのだが
やまけんさんから送ってもらった季刊地域「TPPでどうなる日本?」を読み終えて
現段階で感じたことことを書いてみた。
 


 


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(株)サカエヤでは、「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。 【関連会社】 株式会社 アヴァッツ 近江牛ドットコム株式会社

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個人プロフィール

1961年、父と母が京都にて繁殖に成功。玉のような可愛い赤ちゃんとして生誕。現在、中年おっさん道を順調に歩んでおります。

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