大きくする 標準 小さくする

2010年07月11日(日)更新

子牛のときから見続ける安心感

nanzan

木下牧場さんの牛舎に、南山さんの看板がつきました。

現在、和牛の流通はボックスミートと呼ばれる部位ごとに真空パックされたものが
大半を占めています。

この場合、卸業者にある程度まかせっきりになってしまうので、
商品選択の余地が少なく、購入の判断はどうしても見た目だけとなってしまう
ことが多いのです。

近江牛は、生産量が少ないこともあり、部位ごとの流通よりも、
1頭もしくは半頭での取引が主流となります。

それが子牛のときから見続けられるって
これ以上の生産履歴はないんじゃないでしょうか。

(繁殖牛)繁殖農家
雌牛を持ち、優秀な種雄牛の精液を購入して人工授精し、産まれた
子牛を7~8ヶ月育てて子牛市場へ出荷します。

(肥育牛)肥育農家 
繁殖農家が出荷した子牛を買ってきて、約20ヶ月育てて食肉市場
へ出荷してセリにかけられます。

(繁殖一貫)繁殖一貫農家 
雌牛を持ち、優秀な種雄牛の精液を購入して人工授精し、産まれた
子牛を28~32ヶ月育てて食肉市場へ出荷してセリにかけられます。
              
滋賀県内の肉牛飼育農家は116戸あり、そのうち肥育農家が52戸、繁殖農家が9戸、繁殖から肥育まで一貫して行う、繁殖一貫農家が32戸あります。
(2010年7月現在)

top

(→クリック
<<  2010年7月  >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31