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2009年08月01日(土)更新

経営者会報ブログから縁繋ぎで感動と感激の体験

井寄さんから横山さんの会社に行くけど一緒にどない?
とお誘いを受け、縁の強さというか井寄さんの引き寄せのパワーを肌で感じた。

横山さんの会社(横山工藝)には、いつか機会があればお伺いしたいと
強く思っていたので、お誘いいただいた井寄さんには感謝です。

サンダーバード
前々から乗ってみたかったサンダーバードで一路福井へ。
話に夢中であっという間に福井へ到着。
あわてて下りるも窓際に置いた携帯電話を忘れる井寄さん。
後日、富山で見つかってよかった、よかった(^^)

でも、携帯電話を紛失しても威風堂々とした態度はさすがである。
さすがオトコマエと思いきや、常習犯のようで慣れてるだけだった(笑)

大久保茶屋
横山さんのお出迎えで、まずは福井駅より約15分ほど走った足羽山へ。
83年目を迎えるという大久保茶屋でお昼をとることに。

こんにゃくみそおでん
お弁当とこんにゃくみそ(写真)など、あっさり系を堪能した。
ロケーションもよく、福井へ来たときはまた訪れたい場所である。

大久保茶屋 わらびもち
このわらびもちは抜群においしかった。
舌に残る感触が絶妙で、嫌みのない自然の味がした。

横山工藝
大満足の昼食を終え、車内で談笑するもあっという間に横山工藝に到着。

いまから数年前のこと。
書家の吉川壽一氏を知ることになるのだが、どこで知ったのか記憶にない。
吉川氏の「夢」や「楽」という文字をTシャツにしてくれるというので何点か購入した。
その購入先が横山さんの会社だったのです。

2007年に吉川壽一氏のことを久米さん横山さんが書かれている。

吉川壽一
事務所へ通され、いきなり吉川壽一氏と遭遇。
これには驚いた。私は普段あまり感情を表にださないのだが、いやはや、なんとも
うれしくていきなり写真をお願いした。

sou
ポストカードやパンフレット、本をいただきました【感謝】
書家の方にサインをお願いするのは失礼かと大遠慮してしまった。

さて、私が横山さんの会社へ行きたかったそもそもの理由だが、
吉川壽一氏に社名を書いてもらおうと横山さんところの社員の方と
何度かやりとりしていた。そのときに対応していただいたのが浜本専務だった。
じつは、当時は名前までお聞きしていなかったのだが、先日の訪問で浜本専務と
お話しさせていただき、間違いないと確信した。
電話越しの声だったが、すばらしい対応をしていただいたので脳裏に焼き付いていた。

何度かやりとりしたある日のこと。
確認したいことがあったので横山さんの会社へ電話をした。
女性がでられた。事務員さんかと思ったが、先日の訪問でたぶん奥様か娘さんの
どちらかだと確信した。このときの対応もじつに丁寧なものだった。
お客さんの目線で話される対話力に感動すら覚えたのをいまでも鮮明に記憶している。

しばらくすると、作成は少し時間をいただくことになりますが・・・
と申し訳なさそうにおっしゃるので理由をお聞きしたところ、
いま事務所が浸水しそうで仕事ができない状態だというのです。
2004年7月18日に福井県嶺北地方から岐阜県西部で起こった豪雨災害の
被害が横山さんの会社にも影響していたのです。

それはテレビのニュースでもやっていたので本来ならば知っていてもおかしくない
出来事なのに、そんなことも知らずに電話してしまった自分が恥ずかしくて
それ依頼、横山さんの会社には電話していない。
つまり、吉川壽一氏にお願いしようとしていたことも自然消滅した形となった。

このような事情があって、一度横山さんの会社にお伺いしたかったのです。
このようなすばらしい対応をされる会社はどのような環境、雰囲気の中で
仕事をされているのか、この目でみて感じたかったのが本音です。

浜本
浜本さんが作成されたTシャツを2枚持っています。
写真のTシャツは私が持っているものと同じものですが手間がかかりすぎるため
現在は制作していないとか。じつに感慨深いものがあります。

普段ネットでのやり取りを主としているのですが、リアルに勝るものはない
とういうことを実感しました。
OSMCの会長で経営者会報ブログのメンバーでもある森本さんがよく言われる
「会いたい人に会いに行く」、まさしくその通りだと思います。

近江牛Tシャツ
近江牛.comのTシャツを作成していただきました。

よさこい
横山さんの“こだわり”と経営者としての考えをじっくりお聞きすることができました。
現在は、情報社会といわれていますが、結局は人であり、「情報は人についてくる」
そして、景気が悪くなれば価格競争が起こるのが常だが、価格、時間、体力で
勝負するのは疲れるし、勝っても消耗戦で疲れきって不幸なだけ。
そうお話する横山さんの話をもっともっとお聞きしたかったのですが、
気がつけばけっこうな時間が過ぎていて、慌てて本題へ。

iyorin
やっと井寄さんのインタビューがはじまり、ここでも学ぶべきことが多く
楽しく有意義な1日を体験させていただきました。

フィナンシェ
帰り際に、奥様から昨夜から準備をしていたという手作りのフィナンシェをいただいた。
お世辞抜きでいままで食べたフィナンシェのなかで一番おいしかったです。

今回の福井は「縁繋」を感じたすばらしい1日でした。

帰りのサンダーバードにiponeとデジカメを忘れたおまけつきではあったが(^^;