大きくする 標準 小さくする

2009年05月14日(木)更新

奇跡のリンゴ

1002

獣医師の松本先生の紹介で「奇跡のリンゴ」という本を購入した。
マブダチのじっちゃんのことが書かれた本だそうだ。

購入したのは数ヶ月前で、なぜか読む気がしなかったため
本棚の片隅に追いやられていた。
 ♯ちなみに写真にあるもう1冊はやまけんさんの「日本の食は安すぎる」

先日、松本先生にお会いしたときに、「奇跡のリンゴ」の本を思い出し
慌てて読んだ。

読み終えたあと、知人数人に紹介したところ、全員知っていた。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で放送されたらしく、
知らなかったのはボクだけかと、あらためて自分の無知さに呆れた。

脳科学者の茂木健一郎氏がこんなことを書いている。

-------------------------------------------------------------
木村さんのリンゴは、「リンゴ本来の味がする。
ただ甘いとか、みずみずしいとか、そういうだけでなく、
リンゴという作物が秘めていた複雑で奥行きのある、まるで
「味の彫刻品」のような感触が残る。
薬着けでもなく、肥料によって支えられることもなく、自然の中で生命としての
本来の力を発揮することで生まれる「奇跡のリンゴ」。
私たちが味わっているのは、ひとつの見事な生命哲学の事実である。 
-------------------------------------------------------------

どの業界でも通じる話であり、
もちろん、牛の世界でも同じである。