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「食」を通して「美味しさ」とともに贅沢な時間と楽しさ、笑顔の「食卓」を提案します。
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2007年12月13日(木)更新
偽装、改ざんについて
指定日・時間と共に指定通り配達されて安心致しました。
また、届いた牛がどのように生まれて育ったのか分かるようにされてたのが、
とても良かったです。
食品の偽装問題が騒がれている昨今、本当にここまでして頂ければ、
消費者は安心して食す事ができるのですね。
これからも、誠実に美味しいお肉を提供して頂ける事を願っています。
贈り物でしたので、私自身は食べていませんが、
先方よりとっても美味しくてたまらなかったそうです。
本日、お客様からいただいた感想ですが、うれしいですね。
当店では、BSE発生時よりトレーサビリティを独自で構築(システム化)し
「子牛→育成→出荷→セリ→精肉」の流れを購入者が閲覧できるように
なっています。
このシステムに動画とブログを連動させているので店頭で購入するより
さらに安全性が明確になるというわけなんです。
あたり前のことなのですが、あたり前のことができていないから
昨今の問題が起こるわけで、なんかとても悲しいですね。
ボクは生産者に一番近い立場にいるので、苦労もよく知っています。
だから偽装や改ざんに関しては、どうしても腹立たしいというより
「悲しい」という表現を使ってしまいます。
近江牛もそうなのですが、地域の特産品というのは、
大量生産がむつかしいのです。
だから「希少品」として魅力があり、注目されたり人気になったり、
購買意欲につながることが多いのです。
一昔前なら、クチコミで広がってもせいぜい隣町程度だったのが
インターネットの普及により、瞬く間に全国に知れ渡ってしまうとことも
珍しくない。とくにメディアに乗れば一瞬だ。
そして、その商品が売れるとなると
デパートやスーパー、ギフト商社のバイヤーが売りたがるわけです。
そして一旦取引きが始まってしまうと、簡単にやめることができない。
そこに大きな利益が発生するならなおさらである。
欠品も許されない場合がある。
商売としては売り上げが上がり、いいことなのだが
ここで忘れてはいけないことは「希少品」だということです。
大量にできないから希少なのです。
すべての要望に応えようとすれば、生産、加工、卸、小売・・
どこかの段階で何らかの意図的な行為が行われるわけです。
その結果、偽装、改ざんが行われ
生産量と販売量のバランスが合わなくなるのです。
「販売量に見合った生産システム」ではなく
「生産量に見合った販売システム」を確立しないと
まだまだ多くの歪がおこりそうだ。
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