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2007年11月04日(日)更新

神馬堂のやきもち

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昨日の夕飯後のデザートは神馬堂の“やきもち”だった。
一保堂のお茶と一緒においしく頂いた。

上賀茂神社といえば神馬堂の“やきもち”というぐらい有名だが
これがなかなか購入するのが至難の業というか大変である。

創業当時からの味を守りながら、
家族だけでできる範囲の量を焼きつづけているため
売り切れたらその日の営業はおしまい。

午前中の早い時間に行くことがおすすめである。

もち米を蒸して、時間をかけて柔らかくした餅に、
粒あんがたっぷり入ったやきもちは上品な味わいだ。
あつあつで食べたらたまらなくおいしい。

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もち米は滋賀県産にこだわっているというから
郷土愛あふれるボクにとってはなおさらおいしい。

そういえば一保堂の創業者も近江出身だ。

さて、神馬堂の“やきもち”だが、創業が明治5年。
あくまでボクの推測だが、これほどの味であれば
長い年月の間、出店やおみやげ物としてのお声がたくさん
かかったであろう。

しかし、冒頭でも書いたが
創業当時からの味を守りながら
家族だけでできる範囲の量を焼きつづけているということがすばらしい。

「生産量に見合った販売量」が商売の本質、基本であって
「販売量に見合った生産量」があたりまえになっているから
偽装や改ざんがおこる。

神馬堂の“やきもち”を食べながら
ふと地元、多賀の「糸切り餅」を思い出した。

和菓子好きのボクがおみやげ物で大好きだった○福。
とっても残念なことになったが、その○福よりもおいしいと思う
多賀の「糸切り餅」

ひさしぶりに食べたくなった。

そういえば、先月買ったばかりのジーンズがはけなくなっていた。
いつまでも「食欲の秋だから」という言い訳は通用しそうにない。
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