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2007年11月14日(水)更新

天ぷら まつ本

函館の渋谷さんとは肉と魚のブツブツ交換を10年以上続けている間柄。

いやぁー、なんとも不思議な関係。

さて、渋谷さんから高級天ぷらをご馳走すると連絡が入り
タクシーで言われた場所へ行くと・・・

matsumoto

ホントにここなのか?
たしか「高級」と聞いたはずだが・・

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ご覧のように昭和初期にタイムスリップしたような店内。
冷蔵庫は52年目だそうで、ご主人は3代目。

この雰囲気、ボクは嫌いではないが
いったいどんな天ぷらがでてくるのか?!

yariika

まずは、やりいかの刺身。
函館といえばイカが有名だが、このイカはなかでも特別だとご主人。
確かに甘くてとろける食感はいままで食べたイカのなかでは間違いなく1番
うまい。

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ビールで口をほどよく湿らせた後
さっそく天ぷらを揚げてもらった。
ご主人のおまかせで1品目はぼたんえび。
これはうまい!

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2品目はズワイガニ
これも甘~~~い♪
ダシよりも塩のほうが甘さが引き立つ。

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3品目はキス
これが最高にうまかった。
大きくて柔らかく、臭みがまったくない。
函館でもこれほどのキスはいましか食べられないとのこと。

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ここで鱈の白子のお吸い物がでてきた。
なんでしょう!このうまさは!

4品目からは、ほっき貝、カキ、ほたて、水イカと続いて
最後にほっき、エビ、ホタテが入ったかきあげ丼でしめくくった。

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先代から受け継いだものは建物だけではなく
妥協を許さない素材選びとその時期ではなく、その日の“旬”を提供し続ける
職人魂のようなものを感じた。

最初で最後の函館かなと思っていたが
また来る用事ができてしまった。
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